私は、皆のことが。３【東リべ】 (ページ29)

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その後、隆の作った美味しい夜ご飯を皆で食べた。
ワイワイガヤガヤと騒ぎながら。
数名が帰ってからゲーム大会が始まっていた。

マ「あ、ミスった。」
ド「お前！ふざけんなよ！」
ナ「アングリー！チャンスだぞ！」
ソ「え、ちょっと待って…！」

仲良いな～と見ていると同級生コンビが来た。

千「Aはやらねーの？」
『ゲームの事？ん～…もうちょい見とく。見てるだけで楽しいし。』
八「後でやるのか？」
『多分？』
エ「Aもゲームするの！？なら応援する！」

とエマちゃんにも聞かれてしまった。
ゲームあんまりしてないから出来るかどうか分からないのに。
ダサい所は見せたくない！どうしよう！
そう思いつつも、やらないと言ったら逃げたみたいで何かヤダ。
２つの考えを天秤にかけて泣く泣くする事に。

『やる…けどその前に！エマちゃん、ちょっと来て！』
エ「なに～？」
『部屋。先に教えとこーと思って。』
エ「え！！本当に良いの！？やったー！」

エマちゃんの声に反応する人が。

マ「Aの部屋！見たい！俺も行く！」
『……………見るだけだよ？』
マ「分かった！」
『じゃ、良いよ。』

ドラケンが良いのかよ！？って顔してる。
他の皆も同じ様な顔してて面白い。
別に見られても良いや。あ、でも変な反応した奴は追い出そうかな。
少なくとも八戒は大丈夫。１回見てるし。

『は～い。私の部屋～。』
エ「え、待って、A！え！？めっちゃ可愛い！ここで一緒に寝て良いの！？」
『ふふ。先に言ってきたのエマちゃんなのに。良いんだよ！』

エマちゃんはテンションが上がってた。
男子は殆ど固まってた。
八戒は数が増えている事に気付いたらしく「何か増えてね？」と言っていた。
あの人達来る度に持って来るんだもん。要らないって言ってるのに。

『春ちゃん？どうしたの？』
春「いえ、似合っているなーと思って。」
『あ、ありがとう？…いや！春ちゃんの方が似合う！』

まさか褒められるとは思わなかった。
春ちゃんが私と部屋を見比べてたから声かけたのに。
思わず近くにあったぬいぐるみを１つ押し付けてしまった。

春「えっと。これは…？」
『うわぁ、えっと！……あげる！』
春「え！？良いんですか！？後で冗談とか言わないで下さいね？」
『え、あ、どうぞ。もらって下さい。』

その後皆からも欲しいと言われたのであげましたよ。
量が減って嬉しいけど…そんなに魅力的か？

因みにゲームは沢山しました。
意外と勝てた、良かった。