私は、皆のことが。【東リベ】 (ページ29)

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暴走族を創るページ29

少しの間待っていると、

マ「ん？着いた？」

と目を覚ました。
皆を呼び出しておいて自分は爆睡って…逆に尊敬するよ。
するとドラケン君が話を切り出してくれた。

ド「皆に話ってなんだよ？マイキー。」

ありがとう！ドラケン君！君のおかげで話が進む！

マ「黒龍って暴走族、知ってる？」

ブラックドラゴン？な～んか聞いたことあるような…？
と悩んでいると再びドラケン君が

ド「メチャクチャヒデー奴らって事は聞くよ、３コ上だっけ？」
マ「うん、なんで相談しねーんだよ、一虎。場地に聞いたよ、黒龍と１人でやり合ってんだろ？」
『え、何それ…？１人でとか！』

黒龍とやらは暴走族なんでしょ？そいつら相手に１人でとか無茶でしょ！
本当になんで相談してくれなかったの！？

パ「確かに一虎の地元って黒龍の縄張りか…。」
ド「なるほどね。黒龍とやり合う気か？マイキー。」
マ「そっ！黒龍はデケぇ族だ。やるからには大義名分が欲しい。」

おお～！良いね良いね！！友達のピンチだ！助けなきゃね！
思わず笑みを浮かべると圭介君が

場「俺に案がある。俺らで暴走族を創るんだ。」

と皆に言い放った。

ド「へー！面白そうじゃん！」
『最高だね！！楽しそ～！』
場「それぞれの役割も決めてある。総長は天上天下唯我独尊男マイキー！！副総長は頼れる兄貴肌ドラケンと、いざとなる時頼れるA！皆のまとめ役三ツ谷は親衛隊を任せる！旗持ちは力自慢のパーちん！！俺とお前は特攻隊だ！一虎！！」
虎「でも、いいのかな…そんな簡単に…。」

副総長…！へぇ～。と思っている時、一虎君は少し悩んでいるようだった。
すると

マ「チーム名ももう決めたし！」
『へぇ！何なに？』
マ「東京万次郎會だ！！」

とドヤ顔で得意げに言った。
が、皆からは不評でだせぇ！！と突っ込まれていた。
うん。私もそう思うよ。ダサい。