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気づいた。気づいてしまった。

1通目はだいちゃんのカバンに。

2通目はゆうとが。

3通目はみんなで見た。

そして4通目が_________今ここに。



涼「待っ、て…やだ、嘘、だよね、?」

光「ん?どうしたの山田。顔色悪いよ?」

ひかるくんの手が俺の頬に伸びる。

涼「いやっ、!」

振り払ってしまった。
パチンと乾いた音が部屋に響く。

光「ひどいなぁ〜、叩くことはないんじゃない?」

今までとは違い、背中がゾクッとするような笑みを浮かべたひかるくんが距離を縮めてくる。
自然と後ずさりした。

涼「ぃやだ、こないで…、うぁっ、!」

足がもつれて尻餅をついてしまった。

それでもひかるくんの足は止まらない。

着実に近づいてくる。

そのまま体を引きずるようにして下がるが、壁に背中がついてしまった。

ひかるくんの足が止まる。もう逃げられない。

光「あーあ、追い詰められちゃったね」

涼「なんでっ、こんなこと、、っ!」

光「なんでって、わからない?山田のことが好きだからだよ」

涼「……ぇ、、、」

言ってることがわからない。
ひかるくんが……俺が好き、?

光「俺がこんなにも山田を愛してるのに、おまえはいつも○○とか圭人とかだいちゃんといちゃいちゃしてるからこういうことになるんだよ。

誰にでも愛想振りまいて。

そんないけない子は閉じ込めておくしかないだろ?」

涼「え……」

ひかるくんがしゃがんで至近距離で目が合った。

そして、手が俺の顔の横につく。

ひかるくんの顔が近づいてきた。

涼「〜、っ!/////」




キス、された。




俺はびっくりしてひかるくんを突き飛ばしてしまった。


床に倒れ込むひかるくんを見て、今だ、そう思った。


俺は立ち上がり、全速力で家を飛び出してポケットに入っていたスマホを取り出して電話をかけた。

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ぴぷぅ(プロフ) - りよりゅなさん» ありがとうございます!私も書いていて楽しかったです笑笑 続編出しますので楽しみにしていてください! (2018年5月23日 22時) (レス) id: be6a04eb54 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぷぅ(プロフ) - yukiさん» ありがとうございます!書くつもりです!よろしくお願いします!コメントもありがとうございます! (2018年5月20日 9時) (レス) id: be6a04eb54 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぷぅ(プロフ) - u6Ba3WOCV4Wy1chさん» ありがとうございます!書きますよ〜!ぜひ読んでくださいね!コメントありがとうございます! (2018年5月20日 9時) (レス) id: be6a04eb54 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぷぅ(プロフ) - 山受け信者さん» ありがとうございます!期待しててください!書きますので(ニヤリ) (2018年5月20日 9時) (レス) id: be6a04eb54 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぷぅ(プロフ) - 岡田侑翔さん» 一気読み……!嬉しいです!ありがとうございます!続編書きましょう!近々続編についてのアンケートを取ろうと思っているのでよろしくお願いします。コメントもありがとうございます! (2018年5月20日 9時) (レス) id: be6a04eb54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴぷぅ | 作成日時:2018年5月16日 22時

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