第35話 ページ38
「悟。私、今、食事中だったんだけど」
「そんなの関係ねぇだろ。表出ろよ、傑」
夏油先輩と沢山の椅子達をぶっ飛ばしたのは五条先輩だった。
まぁ、椅子はともかく夏油先輩を一撃でぶっ飛ばせるのは五条先輩ぐらいだからなんとなくわかってはいたけど……五条先輩がガチギレしてる…。
『(五条先輩、朝弱くはないんだけど誰かに無理矢理起こされると機嫌悪くなるから気をつけてね、って夏油先輩が言ってたなぁ…
ってか誰だよ。五条先輩無理矢理起こしたの)』
「なんか嫌な予感がしてこっち来てみればこのザマかよ。チッ、イラつく」
『(予感かよ！起こすなよ！1番起こしちゃいけない人を！！)』
「外に出るのはいいけど倒れた椅子を直してから行こう。こんな荒れ果てた食堂見たら知さんが見たらなんて思うか」
「オマエが悪いんだからオマエが直せよ。俺は先に外出とくから」
「じゃあ、A手伝ってくれるかい？」
『あ…いいですよ』
確かに知さんがこの食堂を見たら何て思うか想像は容易い。そして私は知さんをそんな顔にさせたくないから夏油先輩と一緒に椅子を立て直す。
「Aは今日暇かい？」
『はい。暇ですけど』
「じゃあ、午後から訓練しようか。2日空いたから鈍ってないか確認しないとね」
『…あはは。お手柔らかに』
私が夏油先輩の笑みに恐怖を覚えていたところ、五条先輩が大声でまたキレた。
「っ！傑！早くこっちこい！！」
「まだ椅子が片付け終わってないんだが＿＿＿＿「椅子はその雑魚に任せりゃいいだろ！だから早く表出るぞ！！」
そう言って五条先輩が強引に夏油先輩の腕を掴んで食堂を去って行った。
『(なんだったんだ？)』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その後…
(うわっ…何これ)
(硝子先輩、おはようございます)
(おはよ。何があったの、これ)
(実はかくかくしかじかで………)
(あー、そういうことね。クズ共には後から言っとくから
椅子片付けるの手伝う)
(ありがとございます！)
((なんにも知らないAが1番可哀想だよ。クズ共))
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ミルクティー - 作者さんの、謙虚さが好き！失礼だったら、ごめんなさい。 (4月13日 17時) (
レス) @page26 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
マミ 2世(プロフ) - 雷鴉．Nさん» 雷鴉. Nさんコメントありがとうございます！セリフ褒められたの初めてだったので嬉しいです！実はそのセリフ五条さんの「大丈夫、僕、最強だから」をめっちゃ意識して書いていたので大好きって言ってもらえてとても嬉しいです！！これからも応援よろしくお願いします！ (8月30日 18時) (レス) id: acd4e1f1a8 (このIDを非表示/違反報告)
雷鴉．N - 夢主さんの『影の中なら私は最強だから』ってセリフ大好きです！ (8月30日 9時) (レス) @page48 id: 37dd88ffaf (このIDを非表示/違反報告)
マミ 2世(プロフ) - 蒼さん» 蒼さんコメントありがとうございます！はい、作者が「クズ共と戯れる」の作者のマミです。スマホが機種変したのでこちらのアカウントで更新しています！初めて見た作品が作者のだなんて…凄く嬉しいです！ありがとうございます！！これからも応援お願いします！！ (6月5日 21時) (レス) id: acd4e1f1a8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - クズ共と戯れるの作者様ですか！？占ツクで初めて見た小説がクズ共と戯れるでした…この小説も大大大好きです！！応援してます😭🫶 (6月5日 13時) (レス) id: 699f0917a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マミ 2世 | 作成日時：2023年5月27日 14時
