【あんスタ】うちの執事はいつも無表情【男主】【氷鷹北斗】

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昼休み。




俺は手芸部の部室へと向かっていた。





先生たちから、できれば部活には入って欲しいと言われたから、衣装作りに携わってるらしい手芸部に入ることにした





〜手芸部の部室の扉の前〜



ｺﾝｺﾝ





「………入り給え」




中から声がした。




ｶﾞﾁｬｯ




『失礼致します。私、今日転校してきた高辻Aと申します。手芸部に入ることになりましたので、挨拶に参りました。これからよろしくお願い致します。』






「うわー、噂通りの美人さんやなー！俺、2-Bの影片みか！よろしくなー！」




自分の自己紹介を終えると、関西弁を使うオッドアイの子が自己紹介してくれた。




……………美人じゃねーよ。(※美人です)






「本当ですねー！あ、僕は3-Bの青葉つむぎです！よろしくお願いします！」





『よろしくお願いします』




…………で、人形を片手に持ってる気品の高そうな方は…？






「フン！僕は夢ノ咲学院の帝王、斎宮宗だ！万物を創造し、全てを糸で操る、この世界の神だ！！！」









.









……………なるほど。(分かってない)






影「で、この子はマド姉やで！可愛いやろー！」




斎「影片！軽々しく僕のマドモアゼルに触るなッ！！！」




マドモアゼル
「そう？私はいいわよ！可愛いって言ってくれて嬉しいわ！」




………………腹話術？



高校生がマスターしてるってすげぇな。






『よろしくお願い致します、斎宮様、青葉様、影片様、そしてマドモアゼルお嬢様。』






斎「フッ！君ごときがマドモアゼルのことををお嬢様と呼ぶのは100年早いねッ！だが、正しく見定める審美眼はあるようだから、特別に許可してやろう！」






『……………ありがとうございます』






……なんかもう日本語が分からなくなってきたな。





影「うわー、影片様なんて、呼ばれたわー！」





青「僕もですー！ちょっとどきどきしちゃいましたー！」





……俺、男何ですが。






斎「ところで高辻。君は縫い物や編み物の心得はあるのかね？」




『はい、多少は。……このようなものを作っています。』





そう言って作っているものが写っている写真を見せた





青「……………!!!凄い、多少どころじゃないですよ……！完成度が高い…！」



影「ほんまや……！指先が器用なんやなー！」




俺が今見せたのは氷鷹夫人が前にパーティー着ていったパーティードレスだ。

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