とにかく探せ ページ19
紫煌にラブレターが届いた翌日、紫煌と双竜は朝食を食べた後、
早速人探しに家をでた。
ーーーーーーーーーー
とある公園にて…
双竜「で、こんな朝っぱらからいるのか？ふぁ〜あ…」
朝早くから紫煌に叩き起こされ、双竜は眠そうであった。
紫煌「実は、毎朝ここにくる私のクラスメイトがいるから、その子
に聞こうと思って…」
双竜「なるほど…」
待つこと15分…
紫煌「あ、来た…」
双竜「本当に来たし…」
ハロウィン「あ、紫煌ちゃんー！！どうしたのこんな朝から？」
公園にやって来たのは、季節外れのハロウィンを思わせるような服装の
ハロー！ハロウィンだった。
ハロウィン「………む？」
急にハロウィンが双竜の顔を覗き込む。
双竜「ど、どうした？」
ハロウィン「いやー……もしかして紫煌ちゃんのお兄ちゃん？」
紫煌「そうだけど…どうしたの？急に…」
ハロウィン「お兄ちゃん、イケメンだね…」
ハロウィンがそう言うと、双竜は喜ぶわけでもなく…
双竜「それは多分兄さんの方が当てはまる」
幽玄がそうなのであれば、無限もイケメンという事になる。
二人の容姿が双子かと思うくらい似ているからだ。
今はそんな事どうでもいいが…
ハロウィン「え！？さらにお兄ちゃんいるのっ！？
紫煌「いるけどっ！、じゃ…なくて…ハロウィン！聞きたいことがあるんだけど」
ハロウィン「な〜に？」
説明中……
ハロウィン「まぁ、紫煌ちゃんは美人さんだからね〜狙ってる子が多い
のは頷けるね〜…でも、差出人がわからないのはなんか怖いね…」
双竜「で、お前は何か知ってるのか？」
ハロウィン「いや…そういうのって夢幻の蒼空……蒼空が知ってるんじゃない？」
紫煌「そう…わかった。蒼空のところに行ってくるね！双竜兄さん行くよ〜！！」
双竜「なぁ、俺って本当に必要か…？」
ハロウィン「紫煌ちゃん、中学1年の時に拉致られ掛けてるからね〜…
ボディガード頑張ってくださいね！！」
紫煌は中学の時に拉致られ掛けていた。が……
双竜「……紫煌…本当なのか？」
紫煌「まぁ、その人…私が鉄拳制裁したんだけど…」
双竜「あ、はい。ですよね…」
正直、彼女を拉致ろうとした時点で犯人は強者でない限り、
彼女に鉄拳制裁される。
二人は蒼空の所に行くことにした。
続く…
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狂狐 - ありがとうございます！！ (2019年1月27日 13時) (
レス) id: e1b8222e5e (このIDを非表示/違反報告)
布袋 - すごく面白いです！いつも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年1月27日 11時) (レス) id: 5e95b3adc4 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗琥凛(プロフ) - 転校生って何処の魔王なんだ…… (2018年11月25日 21時) (レス) id: e019890258 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狂狐 | 作成日時：2018年10月30日 20時
