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親友 ページ4

「えっと…突然ごめんね。僕の名前はオリバー・ディ・ウィルメイソン。君たちの隣の部屋の生徒だよ」

宜しくと言って手を差し出すオリバーにおずおずと握手するマイクとランドール。

「俺はマイク、こっちがランドール。俺達親友でどっちも「怖がらせ学部」所属なんだぜ」

「「怖がらせ学部」なんだ、なら僕も同じだよ」

「ほんとっ!!スッゲェな!!」

オリバーの手を掴みブンブンと上下させるマイクにオリバーはニコニコとしているだけであった。


2人の部屋に上げてもらうとオリバーはベットの一階に腰掛けた。

「なぁ、オリバーはなんで「怖がらせ学部」に入ったんだ?やっぱり怖がらせ屋になりたいからか?」

とマイクがカレンダーに印をつけながら質問する。

「単純な興味からかな…」

曖昧に答えたオリバーは突然じっとランドールを見つめだした。

「あ、俺トイレ行ってくるわ」と部屋を出ていったマイクを見届けるとランドールは視線に気づきオリバーの方へと振り返る。

しばらく見つめ合う2人。

すると突然オリバーがベットから立ち上がりランドールへと近づいていった。

ランドールは驚いてどんどん後退していく。


そして壁にドンッとぶつかった。
ランドールは自分を至近距離で見つめてくるオリバーにどうすればいいのかわからず、冷や汗をどっとかいた。

オリバーはぐいっと近づいたランドールの顔を舐めまわすように見て、なにやら満足したように頷くと


「ランディ、君。僕のタイプだ。すごく。」

彼の首に口付けをした。

もちろん驚いて彼の体が透明になったのは言うまでもない。









「じゃあね、マイク、ランディ。」

あの後何事も無かったかのようにマイク達と普通の会話を繰り広げた後、オリバーは普通に立ち去った。









その夜、オリバーはひとり部屋のベットの上で考えていた。

自分が首にキスを落とした時のランディの反応を思い出しては口元をニヤつかせている。



「明日からの講義が楽しみだな…」

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リャクラン - とっても面白いです!更新楽しみにしています!! (2017年8月28日 15時) (レス) id: 356b913ab5 (このIDを非表示/違反報告)
村人A - こんな素晴らしい作品滅多にお目にかかることなんて出来ないぞ (2016年7月29日 11時) (レス) id: f650519092 (このIDを非表示/違反報告)
中原仁(プロフ) - ヤヌアールさん» コメントありがとうございます!更新待っていただけるなんてありがたいです!!これからも頑張っていくので応援していただけるとありがたいです!! (2016年4月3日 0時) (レス) id: 74aca58ec6 (このIDを非表示/違反報告)
中原仁(プロフ) - なつメガネさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえるとは…嬉しすぎて涙が( 笑 )これからの物語の展開もぜひ楽しみにしていてくださいね! (2016年4月3日 0時) (レス) id: 74aca58ec6 (このIDを非表示/違反報告)
中原仁(プロフ) - 小鳥遊(´¶`さん» コメントありがとうございます!!応援していただけるととてもありがたいです!!これからも頑張っていくので応援、よろしくお願いしますね! (2016年4月3日 0時) (レス) id: 74aca58ec6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まめかす。 | 作成日時:2016年3月13日 0時

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