爆豪君には彼女がいます (ページ14)

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第13話ページ14

その日は、何事もなく過ごすことができた。

学校の中では主に女子のみんな。
学校外では爆豪くんが一緒にいてくれた。

『ただいま～』
爆「お邪魔します」

家に帰ると、裕樹は友達の家に行っていると、
メモが残されていた。

私が狙われている事を知り、

爆豪くんは、家に裕樹か父さんが帰ってくるまで一緒にいてくれる事になった。

そして今は、ソファに座り爆豪くんと
雑談を繰り広げている。

『爆豪くんはさ、いつも夜遅くまでうちにいてくれるけど、大丈夫なの？』

爆「ババアにはちゃんと行ってあるから問題ねぇ」

『お母さんって呼んであげないの？』

爆「ババアはババアだ」

なんて強情なんだ…

なんて思っていたら、爆豪くんが頭を撫でてきた。

『ば、爆豪くんどうしたの？』

恥ずかしいなぁ…好きな人に頭撫でてもらうなんて……

きっと顔は真っ赤なんじゃないかな……

爆「お前、前から思ってたけど髪すごいサラサラだな」

『そう？普通だと思ってたけど…ありがとう』

褒められたことが嬉しくて、はにかんだ。

爆「………だろ……」

『えっ？なんていったの？』

すると突然、爆豪くんに押し倒された。

視界には、めっちゃ近くにいる爆豪くんと
天井だけになった。

爆「お前、可愛すぎんだよ。狙ってやってんのか？」

『へぇ！！？？』

爆豪くんが近いことでもドキドキするのに、
耳元で囁くように言われたことが恥ずかしくて、さらにドキドキした。

そして、爆豪くんに抱きしめられた。

なんか……安心する……

裕「ただいま～」

！？

裕樹が帰ってきたことに気づき、
私たちはすぐに離れた。

あんなにドキドキするの、爆豪くんだからだよね。

そう思うと、自分は爆豪くんが大好きなんだなと実感する。

爆「じゃあ、今日は帰る」

『あっうん』

見送るために、玄関までついていった。

爆「明日、登校一緒だから、7時頃にくるからな」

『うん。じゃあーーふぁ！』

帰る直前に抱きしめられた。

爆「ーーーーー(ニヤッ」

バタン

『～～～ッ！！/////』

誰のせいだよ！！！

口には出さず、心の中で叫んだ。

"顔真っ赤w"

心底、爆豪くんが好きなんだなと実感できた日だった。