爆豪君には彼女がいます (ページ13)

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第12話ページ13

相「率直に言う。お前はヴィラン連合に狙われている可能性がある。」

『狙われてるって…』

たしかに、手の人が異様につきまとってきていた。

しかも、いい個性だ…と。

相「心当たりはあるか？」

『はい。ヴィラン連合にいた、手の人が
それっぽいことを…』

そういうと、先生たちは確信をついた顔つきになった。

オ「奴らの話が少しだけだが聞こえてね。
A少女を狙おうと言う話をしていたんだ」

根「だから、これからは誰かと一緒に行動するようにしてほしい」

『わかりました…』

私のせいでみんなに迷惑かけちゃうのかな…

相「自分のせいだと思うなよ。悪いのはヴィランだ。お前に非はない」

私の心を読み取ったかのように相澤先生が
そう言ってくれた。

その言葉は私の心を支えるのに十分な言葉だった。

『はい』

相「それと、１つ質問だ。
昨日、なんで倒れた。意識を失っているお前には外傷はないようだったんだが」

『それは、私の個性の副作用のせいです』

私は職員室にいる先生全員に
個性:鬼、について説明をした。

意識を失ったのも、副作用の激痛のせいであると説明すると、先生方は納得したよう。

相「それ、クラスの奴らにも説明したほうがいいと思う。なぜ狙うのかわかっておいたほうがいいだろう」

『はい。お願いします』

職員室をでて、相澤先生と教室に向かった。

相「お前はクラスの奴らと仲がいいんだ。
面倒だと思う奴はいないだろう。
ちゃんと頼れ。あいつらは仮にもヒーロー志望なんだから」

私を元気付けようとしているのが
ひしひしと伝わり、不安が軽くなった。

教室に入るとみんなは席についていた。

そして、相澤先生は私がヴィランに狙われていること。私の個性のことを説明すると、

教室はざわざわと不穏な空気に包まれた。

ホームルームが終わると、みんなが私の席を
囲んだ。

麗「大丈夫だよ！」

上「なんかあったらすぐ言えよ！」

みんなの元気付ける言葉がとても嬉しかった。