執事のひとりごと ページ13
『…あれ、ゴトーじゃないんだ』
ヘリに入って気付く。
ゴトーの姿はなく、違う執事たちが出迎えてきた。
6人の執事が一斉にお辞儀をする。
うち、代表であろう男が前に出てきて言う。
｢ゴトーは、奥様にお呼びされた為、不躾ながら我々がA様方をお迎えに向かった限りです｣
『あ、そう。３人に案内を。僕は眠いから寝る』
｢かしこまりました｣
ふわぁ、とあくびをする。
本気で眠たい。
さっき寝たばかりなのに。
部屋に入る。
そうして僕は深い眠りについた。
＊
Aが眠りについた後、執事たちにヘリの中を案内されたゴン、クラピカ、レオリオは豪華すぎる内装に驚きながら歩いていた。
｢…です。何か申し付けがありましたらいつでもお呼びください。｣
｢え、いや全然大丈夫です！｣
ゴンが明るく解釈し、レオリオもクラピカもうなづいた。
それと、と執事が付け加える。
｢…ゴン様、クラピカ様、レオリオ様、少しお聞きしたいことがあります｣
案内をしてくれた執事がゴンたちを真剣な顔で見る。
｢Aお嬢様とは、どういったご関係でしょうか？｣
｢友達！｣
ゴンは明るく答えたが、
その言葉に、クラピカたちは言葉をつまらせた。
Aはキルアと同じゾルディック家である。
それに、彼女とは先程揉めたばかりだ。
｢、ああ、私が執事ではなく、個人で聞いておりますのでゾルディック家とは関係ございません｣
｢…よく、わからない。彼女は何を考えているのかわからないんだ。…だが、悪いやつだとは思えない｣
クラピカは苦い顔をして答えた。
｢俺もよくわかんねぇな｣
レオリオはクラピカの言葉に同意する。
｢…さようですか。…ゴン様方。これからもAお嬢様をお願いできないでしょうか｣
｢？どういうこと？｣
｢…これは、私のひとりごとですが…Aお嬢様は昔、仲がよろしかったお友達に裏切られたことがあります｣
その言葉に皆、目を見張る。
｢裏切られた…と、いってもイルミ様がそう仕組んだ…と言った方がよろしいのかもしれません｣
｢イルミって…キルアの…｣
｢はい。Aお嬢様のお兄様でもあります。皆様ご存知かもしれませんがゾルディック家…暗殺者には友達はいらない、とイルミ様を含め多くのご家族が思っております。しかし…｣
Aは、友人をつくった。
いや、つくってしまった。
＊＊
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ミッピー(プロフ) - 超面白い！続き読みたいです！更新頑張ってください！ (2017年9月16日 20時) (
レス) id: a91870086a (このIDを非表示/違反報告)
Ｍさん - げへへ…またまた失礼しましゅ…(^ー^)殺人鬼って最高←サイコパスであった。 (2017年9月2日 22時) (レス) id: d1b5a83698 (このIDを非表示/違反報告)
Ｍさん - やぁやぁ作者様！初めまして妄想少女Ｍさんでございます！いや〜貴方様の作品…50分程度で読みましたよ♪いやね？ゾル家×ヒソは反則だよ？wねぇ？wwあなた天才ですか？これからも応援してまっせ！これからよろしくッス長文スマソ。 (2017年9月2日 22時) (レス) id: d1b5a83698 (このIDを非表示/違反報告)
夢叶名(プロフ) - ヒソカぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!まじヒソカイケメソ＾q＾ とっても面白いです!!!!あ、Twitterフォロー失礼させていただきまーす！ (2016年6月28日 15時) (レス) id: 5ad9b351a8 (このIDを非表示/違反報告)
マリ - 凄く面白かったです！ (2016年5月31日 0時) (レス) id: 6a0223178b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルイ | 作成日時：2016年2月4日 23時
