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HRが終わると各々が席を立ち始める
自分も課題の詰まった鞄を手に取った。
「Aや〜、夏休み遊ぼうね。」
『もちろん〜。またね。』
クラスの友達と別れ教室を出ると、ボムギュが待っていた。
『あれ？ボムギュひとり？』
BG「うん。
ヨンジュニヒョンは、クラスの女子に呼び出されてるから先帰ってていいって。」
『..ふーん。じゃあ帰ろっか。』
BG「うん。あヌナ、鞄持つよ。」
『いいよこれくらい。』
BG「いいからいいから。
てか、俺アイス食べたい！」
『おーいいね。コンビニ寄って帰ろっか。』
BG「ヌナの奢り？」
『んー、いいよ。笑』
BG「いぇーい！レッツゴー！」
『ちょっと急に走り出さないでよ！』
ボムギュに手を取られ廊下を走り出した。
すれ違った先生にはもちろん注意されたけれど、それが通じる男ではないのでスピードは落ちない。
?「うわっ」
『あっ』
おかげで角から出てきた人に気づけなかった。
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『さっきは本当にごめんなさい。
ほら、ボムギュも。』
BG「スビニヒョンのアイス一口ください。」
『ヤー、チェ・ボムギュ。』
BG「あ痛っ」
SB「ㅋㅋㅋ」
私たちの掛け合いを見てクスクス笑っているこの人は、1学年下のチェ・スビン君
私が激突してしまった相手である。
SB「2人は仲が良いんですね。」
BG「幼馴染ですから。
一緒にお風呂も入った仲だし」
『子供の頃の話でしょ。』
SB「羨ましいな、そういうの。
引っ越してきたばかりでこっちには友達がいないから。」
BG「？何言ってるのヒョン。
俺達もう友達じゃん。」
"ね、ヌナ。"
本当、可愛い顔して男らしい奴だ。
ソーダ味のアイスを片手に同意を求めてくるボムギュの頭をわしゃわしゃと撫でる。
『そうだね。
スビン君が良かったら、私とも友達になってほしいな。』
SB「じゃあ僕もヌナって呼んでいいですか？
僕の事も敬称はいらないので。」
『うん、いいよ』
やった、そう言って笑う彼
BG「ヌナのアイスもーらい。」
『あ、ちょっと！』
SB「僕も、」
BG「ヒョンはダメ。」
SB「何で？」
BG「何でも〜」
『スビナ、あげる。』
BG「ちょ、ダメだってば！」
スビンと私たちの出会いはそれは唐突で、甘かった。
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ちゅな - 更新楽しみに待ってます🥺💖 (5月13日 16時) (
レス) @page9 id: 0682e3db04 (このIDを非表示/違反報告)
すずやま(プロフ) - 最高です！😊 (2023年4月11日 18時) (レス) @page5 id: 50da26ed0a (このIDを非表示/違反報告)
マカロニサラダ(プロフ) - すずやまさん» コメントありがとうございます^^ お話は変わってしまうのですが、次の主人公はテヒョン予定ですので、もう少々お待ちください🙇 (2023年4月9日 22時) (レス) id: c350ba01b8 (このIDを非表示/違反報告)
すずやま(プロフ) - テヒョンver 楽しみにしてます！☺️ (2023年4月9日 21時) (レス) @page3 id: 50da26ed0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マカロニサラダ | 作成日時：2023年4月6日 19時
