▷ ページ46
TH「うるさいなー」
JM「何ですか？」
騒ぎを聞きつけたクオズが面倒くさそうに顔を覗かせる。
JH「マンネが反抗期って話」
TH「反抗期？」
JM「マンネが？」
ないない、と言うように揃って手を振る。
TH「僕には普通だよー」
JM「いつも通り可愛いマンネですよ」
「な、なぜだ、、、」
何か嫌がる様なことをした覚えは全くない。
JH「たしかに仕事の時とかは何も変わってませんよね」
「そうなんだよ！宿舎でだけ避けられてるっておかしくない！？」
バンの中でも、控え室でも。
練習中でも、リハーサル中でも、収録中でも。
変わらずあの無邪気な笑顔を向けて腕の中に飛び込んでくる。
控えめながらもしっかりと抱き締める力を思い出す。
「あ、泣けてきた」
TH「大丈夫？」
JH「相当ですね」
JK「あー、お腹空いたー」
同室、同line、一心一体でもうほぼマンネのジョングクが呑気に冷蔵庫を開ける。
「ジョングガ！ヒョンに何か言う事はないかい！？」
JK「ありません」
「ヤ！！」
JK「あ、お腹空きました。何か作ってください」
「何が良い？ってそうじゃない！！！」
RM「マンネは？」
JK「物知りのユンギヒョンとお買い物行くんだって言って、出て行きました。そろそろ帰って来ると思いますよ」
耳をすませば、タイミングよくこちらに向かう二人分の足音。
一つは手前で止まる。
SG「うわ、何すか」
立っているのはユンギだけで、マンネは一向に顔を見せてくれない。
「ジュアナを出しなさい」
SG「あー、、、会いたくないって」
「ヤ！ジュアナ！！何か言いたい事があるならハッキリ言いなさいな！！！」
YJ「ジニヒョン、怒ってますか、、、？」
ひょこっと後ろから出て来たのは、花束を手にした困り顔。
SG「今で良いんじゃないか？」
RM「ネタばらしで。大丈夫だよ」
二人があやす様に頭を撫でれば、おずおずと前に出て来るマンネ。
YJ「これ、ジニヒョンに。いつもありがとうございます。大好きです」
花束と共に差し出した手紙の日付は、5月8日。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1475人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソラン(プロフ) - 羅夢さん» ありがとうございます！！！ (2022年5月8日 18時) (
レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - ジュったんノムキヨウォ…♡1日に何回も読みたくなるぐらい好きな作品です！ (2022年5月3日 23時) (レス) @page7 id: 6ae9dbf796 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - ハシモトさん» ありがとうございます！！！ (2022年1月31日 22時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
ハシモト(プロフ) - 🐻さんと同じじゅったんキヨウォ…の気持ちに毎回なります…これからも応援してます！ (2022年1月29日 22時) (レス) @page36 id: 0a8c73e852 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - ひまわりさん» ありがとうございます！かけもち作品なので更新遅めですいません🙏 (2022年1月9日 21時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ソラン | 作成日時：2021年12月25日 0時
