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「あ？」
左右の顔に近い軟骨位置にも一つずつ。
「トラガス開けてたのか？」
YJ「ネ。デビュー記念にバチンて」
意外な事実に思わずもう一度確認してしまう。
本人は左右にやられる視界にきゃっきゃと声を上げる。
開けてると言う割につけてるところを見た事がない。
「で、どこ開けんだ？」
YJ「耳たぶのところにもうちょっと開けたいです」
「テヒョンアみたいに三角形にするか？」
YJ「するっ！右はユンギヒョンみたいに二連にします！お揃い！」
「おう」
柄にもなくお揃いの言葉に反応して顔が緩む。
しかし、いざピアスを開けるとなると互いに険しくなる表情。
氷を当てたまま小刻みに震える身体をどうにかしてもらわねば。
「誰か呼ぶか」
YJ「、、、ぐぅ、、、」
やっぱりこういう時は、あいつが頼りになるらしい。
カトクを送ればに分もせずに飛んできた。
JK「ピアス開けるってどういうこと！？」
YJ「んぅ、、、」
「あーあーあー」
入ってきたと思えば即座にマンネの頬を掴んで質問攻めを始める。
その巨体の首根っこを掴んで椅子に座らせる。
「開けてからにしてやれよ」
JK「でもヒョン！」
「良いだろピアスくらい。お前だって開けまくってんじゃん」
JK「僕は僕、エギはエギです！」
「あーもう、、、。何でピアス増やそうと思ったんだ？」
怒られてむくれるマンネは下を向いたまま答える。
YJ「ぐぅとたくさんお揃いできるから、、、」
それに飛び上がるジョングク。
JK「ウリエギヤー！」
これでもかと抱き締めて喜びを表現してる。
「じゃあジュアナのこと抑えといてな」
JK「はーい！」
さっきとは打って変わった元気な返事に笑いつつ、ピアッサーに手をかける。
もう既に目に薄く膜を張らせていて、心は痛むが躊躇うほど可哀想に思えて、バンバンと開けていった。
YJ「あ゛り゛がどう゛ござい゛ま゛ず」
JK「エギヤ泣かないでー」
「よく頑張ったな」
頭を撫でれば今日一の花が咲いた。
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ソラン(プロフ) - 羅夢さん» ありがとうございます！！！ (2022年5月8日 18時) (
レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - ジュったんノムキヨウォ…♡1日に何回も読みたくなるぐらい好きな作品です！ (2022年5月3日 23時) (レス) @page7 id: 6ae9dbf796 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - ハシモトさん» ありがとうございます！！！ (2022年1月31日 22時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
ハシモト(プロフ) - 🐻さんと同じじゅったんキヨウォ…の気持ちに毎回なります…これからも応援してます！ (2022年1月29日 22時) (レス) @page36 id: 0a8c73e852 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - ひまわりさん» ありがとうございます！かけもち作品なので更新遅めですいません🙏 (2022年1月9日 21時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン | 作成日時：2021年12月25日 0時
