12おやつ JM ページ22
「ぺごぱ」
夕飯にはだいぶ早いが空腹に耐えきれずキッチンに立つ。
まぁ、立っただけなんだけど。
あいにく料理ができる訳では無いので困り果てる。
YJ「ジミニヒョン？」
「お」
首を傾げながら隣に並ぶマンネ。
大きな目をクリクリさせて可愛いね。
YJ「ぺごぱ？」
「ネ。でもどうしようかなって」
YJ「僕が作ります！」
「お、チンチャ？」
普段動かない子が珍しくやる気に満ち溢れた笑顔を咲かせる。
マンネはやらないだけで決してできない子ではない。
何てたって「黄金マンネ」に対して「純白マンネ」と呼ばれてるくらいだ。
やる気さえあれば、何でも卒なくこなしてしまう。
「何作るの？」
YJ「んーーー、、、あっ！」
冷蔵庫の中身と相談中のマンネが閃いた様に立ち上がる。
YJ「ジミニヒョンにピッタリのやつにします！」
テキパキと活動的に動き回る姿をカウンターから眺める。
鼻歌混じりに楽しそうに作るから、見てるこっちが嬉しくなる。
いちごを一口大にカットし、半分は冷蔵庫へ戻す。
もう半分と砂糖を鍋に入れて煮込む。
その間にさつまいもを潰し、牛乳やら何やらを加えて、ヘラで混ぜる。
まとまってきたところでフライパンにバターをひき、一口大に丸めたものを焼いていく。
良い感じの焼き色がついたところで火を止めて大皿に乗せる。
TH「甘い匂いがするー」
JK「お腹すいたーーー」
メンバーが集まってきたところで煮詰めていたいちごを瓶に移し、氷水につける。
YJ「たくさん作っといて良かったぁ」
8人分のフォークと大皿をテーブルに置く。
JN「ヤ！美味しそう！」
JH「これ何？」
YJ「さつまいも餅です！」
「餅」
僕にピッタリってそういう事か。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1475人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソラン(プロフ) - 羅夢さん» ありがとうございます！！！ (2022年5月8日 18時) (
レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - ジュったんノムキヨウォ…♡1日に何回も読みたくなるぐらい好きな作品です！ (2022年5月3日 23時) (レス) @page7 id: 6ae9dbf796 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - ハシモトさん» ありがとうございます！！！ (2022年1月31日 22時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
ハシモト(プロフ) - 🐻さんと同じじゅったんキヨウォ…の気持ちに毎回なります…これからも応援してます！ (2022年1月29日 22時) (レス) @page36 id: 0a8c73e852 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - ひまわりさん» ありがとうございます！かけもち作品なので更新遅めですいません🙏 (2022年1月9日 21時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ソラン | 作成日時：2021年12月25日 0時
