バンタンの93line-紳士なヒョンとの日常-7

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「そうえばスヒョニヒョンて結局、何飼ってるんですか？」



話を聞く度に、家族が増えてる気がする。

この前の事件ではショーウィンドウみたいな感じの猿だったかリスだったかも出てきたし。



SH「家族写真見る？」

「見ます見ます！！！」



スマホ画面を見て、何を見せられてるんだろうと疑問を感じる。

公園かどこかの木々を背景に、スヒョニヒョン、ご両親、お爺さんとお婆さん。

ここまでは分かる。

馬3頭。

その背中には猿だかリスだか。

犬もたくさん。

猫も数匹。

フクロウとかオウムの様な鳥たちも。

羊や牛、ブタ。

うさぎやハムスター。

さながら動物園。



「大家族ですね、、、」

SH「お父さんが動物保護の活動をしててね。自然に返した子達もいるよ」



愛おしそうに見る目が愛情を語っている。

スクロールしてくれた画面にも、たくさんの動物。

お父さんも飛び回ってる人だと聞いたことがあったけど、そういうことかと合点がいく。




「ぶっ！！！！」



偶々見つけた動画を再生したところで、全てを撒き散らすような大笑いが起きた。



JK「追いかけてくるぅぅぅう！！！」

SH「逃げるからだよー」

JK「襲われるーーー！！！見てないで助けてください！スヒョニヒョーーーン！！！」



この前マンネが実家にお邪魔した時のだろう。

中型犬の大群が走るマンネを追いかけ回している。

犬に埋もれたマンネを撮りながら、スヒョニヒョンとお爺さんの高らかな笑い声が聞こえる。



SH「仲良くなれた？」



助け出されたマンネはボサボサの頭で、顔中は犬の唾液まみれ。



JK「全く！！！！！」



そしてまた大きな笑い声。



「すごいですね。これㅋ」

SH「元々は猟犬だから、動くものに反応しちゃうんだよ」

「いや、それもそうですけどㅋ助けるの遅くないですかㅋ」

SH「あはは、見てるのが面白くて。この後拗ねちゃって大変だったんだから」

「そㅋれㅋはㅋ」



リビングで爆笑してたもんだから、メンバーが気付いて集まる。

いつの間にか作業から帰ってきてるユンギヒョンも。



JK「あーー！この前のーー！！」

JN「アヒャヒャヒャヒャヒャ！！！！」

TH「やばっㅋ」

JM「可愛いけどㅋ」

RM「早いしㅋ」

SG「助けないしㅋ」

JK「みんな笑いすぎですーーーー！！！！」

「ご、ごめㅋ面白すぎてㅋ」

SH「むくれないのーー。可愛いんだから」



1週間は、この動画の話で盛り上がった。

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