138家族 ホソクside ページ46
ダンスはやって覚えるのが1番早い。
でも僕の身体は燃費が悪くて、そんなに回数をこなせない。
だからイメージを頭に叩き込むのも重要になってくる。
SH「まーた勉強？」
「あっ」
今度のパフォーマンスのフォーメーションを暗記してたら、スマホを取り上げられてしまう。
SH「もう結構経ってるよ。少し休憩」
優しい言葉と温かい紅茶を受け取る僕を見て、スヒョニヒョンは隣に座った。
「ありがとうございます」
SH「Sure.目薬もさしなね？」
「はーい」
芳醇な香りと味わいがじわりと広がる。
「それ何ですか？」
手元にはDVDケースが置かれてる。
少年と犬が寝転ぶパッケージだ。
SH「ラウヒョンが続編に出るらしくて、前作見とけって言われたの」
頭には語学に堪能な外国人韓流アイドルの先駆けとなった先輩が浮かぶ。
ヘンリー・ラウさん。
まさかスヒョニヒョンが知り合いだとは思わなかった。
俳優業をたった数回やっただけで色んな人と繋がってくるからこのヒョンは恐ろしい。
SH「ユン誘ったのに作業だからって」
「振られたんですね」
SH「そりゃ作業も大事だけどさぁ、、、」
不服そうに眉間に皺を寄せて子供みたいに膨らます頬。
きっと何の繕いもなく、作業の一言で終わらせられたんだろう。
ちょっと可愛いな、なんて思ってしまうのは仕方ないと思う。
「じゃあ僕と観ましょうよ！」
SH「いいの？」
「もちろんです！」
SH「Cheers.つけるね」
「はーい」
見始めてから箱ティッシュを用意しとけば良かった、と後悔した。
「うぅ、、、」
SH「大丈夫？ㅋ」
動物系はダメだって。
スヒョニヒョンの細長い指で何度も涙を拭われる。
「ありがどうございまず」
SH「Sure」
困ってる人がいたらすぐに助ける。
いつまでも過去を悲しまない。
ただ今を精一杯に生きる。
映画を通してベイリーが教えてくれた3つの教訓は、僕たちにも当てはまる事だと思う。
「おもじろがっだでずぅぅぅ」
SH「あはは、泣くねぇㅋㅋㅋ」
「めちゃくちゃ泣かせにくる映画じゃないですか！！」
SH「うんうん、感動的だったねㅋ」
涙脆くてボロボロと溢れるのを見て、クスクスと上品に笑うスヒョニヒョン。
SH「ミッキー思い出すね」
「あぁ！！そんなこと言ったら会いたくなっちゃいます！！」
実家で寝てるだろう愛犬が浮かぶ。
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ソラン(プロフ) - yglさん» いえ！こちらこそリクエストありがとうございました！またいつでも受け付けてますので😁 (2021年12月16日 17時) (
レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
ygl - ゆんぎとのお話ありがとうございます‼︎ (2021年12月16日 16時) (レス) @page50 id: 37dd019422 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - りんごさん» 更新早めて少しの間、充電期間というか、書く時間を設ける、、、って形にしようかな🤔ぜひぜひ！これからもよろしくお願いします！ (2021年12月16日 8時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 返事ありがとうございます！個人的にはちょっと早く見てみたいとも思いますがソランさんの好きなやり方で任せます！！この前コメントした際にソランさんとでも呼んでください！と言ってくれたのでこれからソランさんと呼ばせて貰います(*ﾟ▽ﾟ*)更新楽しみにしてます！ (2021年12月14日 17時) (レス) id: 66ea626f8f (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - 戦鶴さん» こちらこそリクエストありがとうございました！愛嬌祭りもなるはやで更新します！お待ちください🙇♀️ (2021年12月13日 7時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン | 作成日時：2021年11月29日 11時
