バンタンの93line-紳士なヒョンとの日常-7

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JM「1、2、3、4!」



カウントに合わせてしなやかに身体が曲がり、足が地から離れる。



SH「っ！」



かろうじて着いたのは、かかと。

そのまま後ろのジミナの元に、背中から倒れ込んだ。



SH「ナイスキャッチ」

JM「よかったです、、、」



しっかりと抱き留められて、安堵する2人。



JH「そんなことあるんだ」

JK「確かに回り過ぎですね」



妙に納得した様子の2人。

ごめん。

ヒョンは全く分からない。



「どゆこと？」

SH「要は着地が下手なんです」

JM「遠心力がかかり過ぎちゃうって言うんでしょうか」

JH「ヒョンは身体が軽いから勢い余っちゃうんですね」

JK「手足が長いのもありますよ」

「な、なるほど？？」



何となく分かった様な分からなかった様な。



TH「とにかくすごーーーいっ！！！」

「うわっ、ビックリした！！」



急に叫ばれて心臓が止まるところだった。



TH「本番は2人、何やるの？」



さっきとは打って変わってキラキラした目で見上げてる。



SH「どうしよっか」

JM「クロスしますか？」

JH「同じのはやらないの？」

SH「ジミナが嫌だって」

JM「だってヒョンの方が高さとか距離とか凄いんですもん！！合わせられません！！」

JH「あーーー」

SH「ごめんごめん。クロスにしよっか」

JM「ホビヒョンも一緒に立ち位置考えてください」

JH「喜んでー」



十分な助走が取れる様に、すぐにダンスに戻れる様に、フォーメーションを考える3人が輪になる。

マンネもテヒョナも興味深々で後ろから覗き込んでる。

ついさっきまで寝転がってたユンギもしれっとヒョナに覆い被さる様な形でくっついてる。



「いやぁ、弟の成長に感動するよ」

RM「リーダーとしても誇りに思います」

「あはは。本番が楽しみだね」

RM「セット的に、序盤は踊らなくて良いのが幸いですよ」

「それな」



話し合ってたヒョナがくるっと振り向く。



SH「ヒョーン、この時入れ替われますかー？」

「んーー？」

JM「ナムジュニヒョンも来てくださーい」

RM「はーーい」



結局みんなで駄弁りながらたっぷり2時間話し合った。

ほぼボケとツッコミのやり取りだったのは気にしない。

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