103アワード マネージャーside ページ32
翌日のスケジュール確認の連絡をしたが、半分が既読すらつかない。
ミン・ユンギ。
作業に集中するとスマホを放り出すから、仕方がないのだが、頼む見てくれ。
ミン・スヒョン。
彼も右に同じだが、こういった急を要する連絡には必ず気付いてくれた。
少し違和感を感じる。
キム・テヒョン。
彼は何をしてるのか自分には想像がつかないが、お願いだから見て欲しい。
チョン・ジョングク。
彼はきっと寝てる。
見てからにして欲しかった。
ﾏﾈ「仕方ない、、、」
重い腰を上げて、順々に部屋を巡る。
窓を拭いてる音がする。
漏れ出る甘い香りがする。
何かが破壊された音がする。
効果音なんていらない部屋の向かい。
ﾏﾈ「ユンギヤ、ユンギヤー」
ノックをしても声をかけても返事がないのは、いつものこと。
マスターキーでお邪魔する。
SG「あ、はい。マネヒョン、どうも」
ありえないスピードで目の前に来られる。
いや、いたんかい。
SG「なんすか。用ないなら俺もう寝るんで、はい」
異常なほどの早口と行動に、目を細める。
わざとらしく伸びをして、部屋の奥を隠そうとする。
ﾏﾈ「なんだよ」
SG「あ、ちょっ」
ﾏﾈ「何があ」
息を呑む。
ユンギを押し退けて、入った先の光景に目を見開く。
フードを被って小さくなってる背中から伸びる痛々しい左手。
それを救急スタッフが処置していた。
ﾏﾈ「おい、何があっ」
SG「やめてください」
人物を確認しようと背中に手を伸ばしたところで、ユンギに押し返された。
その顔は険しい。
SG「ちゃんと話すんで、少し待ってください」
威嚇するような鋭い眼光に押され、上げていた手を引っ込める。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 937人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソラン(プロフ) - omiu8899さん» コメントありがとうございます！スヒョナを愛してくれてありがとうございます☺️めちゃくちゃ嬉しいお言葉も！励みになります！！！ (2021年10月22日 8時) (
レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
omiu8899(プロフ) - コメント失礼致します🙇🏻♀️スヒョナよかったね…😭本当に涙が出ました😭ありがとうございます😭 (2021年10月21日 11時) (レス) @page43 id: 8cab90b17e (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - ちゃこさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！私も書きながら、ああ可愛い、、、ってずっと言ってました笑 (2021年10月9日 15時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ - ソランさんの書くグクに悶絶するかと思いました、、可愛過ぎます！ (2021年10月8日 15時) (レス) @page13 id: 82a87509f4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ソラン | 作成日時：2021年10月4日 9時
