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SG「ヒョナ行くぞ」
支度を終えたユンギヒョンが開けっ放しのドアから顔を覗かせる。
SH「どうしよう。僕無理かも」
この状況を見たユンギヒョンがため息をつく。
めんどくさくて、ごめんなさい。
でも1人は怖いし、ヒョンが消えちゃいそうなのがもっと怖い。
SG「何言ってんだ。行くぞ」
「あっ」
病人には勝てなくて、スヒョニヒョンが剥がされてしまう。
「やぁや、、、」
SH「泣かないで、、、」
ユンギヒョン越しに手を伸ばしてくれるけど届かない。
あぁ、僕はまた何もできないのか。
悔しくて、悲しくて、涙でぐちゃぐちゃ。
SG「なるべく早く帰る。絶対。だから、それまでこれで我慢しろ」
バサッと投げられたのは、スヒョニヒョンがさっきまで着てたTシャツ。
SG「いい子で待ってたら、本物くれてやるから。な？」
同じ目線になってくれて、頭を撫でられる。
「ほんと？」
SG「あぁ、本当本当。好きにして良いから」
チラッとスヒョニヒャンを見れば、首が取れるんじゃないかって勢いで首を小刻みに縦に振る。
好きにして良い、、、。
その言葉が甘く頭に響く。
「ネ、、、」
SG「よし」
抱き締めたTシャツはスヒョニヒョンの匂いがして、落ち着けた。
大丈夫。
頑張れる。
ちゃんと待ってられる。
でも、やっぱりちょっぴり怖くて、声が震える。
「いっでらっしゃい゛」
でも、良い子で待ってるもん。
SH「あぁ可愛い」
SG「ほら行くぞ」
僕の元に戻ろうとしたスヒョニヒョンの首根っこを掴んで、ユンギヒョンが手を振ってくれた。
SH「早く帰るからねー！」
廊下で叫ぶ声に安心して、目を閉じる。
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ソラン(プロフ) - omiu8899さん» コメントありがとうございます！スヒョナを愛してくれてありがとうございます☺️めちゃくちゃ嬉しいお言葉も！励みになります！！！ (2021年10月22日 8時) (
レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
omiu8899(プロフ) - コメント失礼致します🙇🏻♀️スヒョナよかったね…😭本当に涙が出ました😭ありがとうございます😭 (2021年10月21日 11時) (レス) @page43 id: 8cab90b17e (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - ちゃこさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！私も書きながら、ああ可愛い、、、ってずっと言ってました笑 (2021年10月9日 15時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ - ソランさんの書くグクに悶絶するかと思いました、、可愛過ぎます！ (2021年10月8日 15時) (レス) @page13 id: 82a87509f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン | 作成日時：2021年10月4日 9時
