バンタンの93line-紳士なヒョンとの日常-5

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RM「体温計借りて来ましたー」

SG「風邪薬も」

SH「Cheers」



動けそうにない体に気付いて、スヒョニヒョンが上手く体温計をさし込む。



JM「大丈夫だよー」



冷たいタオルで汗を拭かれて、今度はジミニヒョンが頭を撫でてくれる。

少しして、機械音が鳴って、メンバーが体温計を見つめる。



SG「39.2」

RM「思ったより高いですね」

SH「気付いてあげられなくてごめんね」

JM「病院連れて行った方が良いんじゃないですか？」

SG「行きたがらないだろ」

RM「今日は様子見ですね」



心配そうに見られるけど、しんどくて目線を返すだけ。

しばらくして買い出し組が帰って来た。



TH「マンネヤー、生きてるかー」

JM「おかえりー」

RM「大丈夫？」

JH「何が？」

RM「疲れた顔してるから」

JH「あはは」



乾いた笑いでテヒョニヒョンを見てるから、きっと大変だったんだろうな。

今度は何したんだろう。

聞きたいけど、今はそれどころじゃない。



SH「食べれそう？」



体温を自覚してから、頭がぼーっとして来て、何か悪化した気がする。



JM「辛そうですね、、、」

SG「風邪薬飲むなら1口でも食わせないと」

SH「聞こえたでしょ？食べて？」



半透明なゼリーがスプーンに乗せられて差し出される。

今食べたら戻しちゃいそう。

上手く言えなくて、首を横に振る。



SH「お願い。これだけで良いから」



ごめんなさい。

そんな顔されても無理です。

フイっと顔を背ける。



SH「あぁダメだ」

SG「諦めんなや」

JM「スヒョニヒョンには無理ですよ。僕たちには甘いですもん」

RM「でもこのまま薬飲ませたら、もっと気分悪くなるよ」

JH「どうしよっか、、、」



みんなごめんなさい。

本当に気持ち悪くて。



TH「マンネヤ、これお飲みー」



ストローがさされた缶を渡される。

ちょうど良かった。

喉がカラカラで、飲み物なら平気かなと、すんなり受け取って口に含む。



「ん」



入り込んできたのはゼリーとも飲み物とも言えない感じのもの。

テヒョニヒョンを睨めば、してやったりと笑ってる。



TH「ふってふってゼリー！」

SG「よくやった」

RM「すごいな」

SH「テヒョナありがとう」

TH「イヒヒ」



褒められちゃってずるいな。

ついでに薬も飲まされる。

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