バンタンの93line-紳士なヒョンとの日常-4

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SG「お前は平気なのか」

「さっき飲んだから」

SG「痛かったんじゃねぇか」

「今は平気」

SG「じゃないと困る」

「ねぇ」

SG「分かってる」



後遺症は、僕だけが知る事実で経験。

ユンだから、なおさら気になって仕方ない。

ユンはそれを良しとはしないみたい。

僕がこれ以上口を挟まない様に、返事をしっかり被せてくる。

ちょっとムカつくんですけど。



SG「ぶさいく」



不機嫌なしわを眉間に作れば、笑われる。

背を向けて、いつもの定位置に寝転がる。



SG「居座るなよ」

「今日くらい作業休めば」



ここでも話してくれそうにないユンに、少し抵抗してみる。



SG「、、、はぁ」



面倒臭そうにため息をつかれる。

乱暴に上着をかけて、また追い出さないでいてくれる。



SG「つめろ」

「わっ」



ぐいぐいと押されて、背中にぬくもりが来る。



「寝るの？」

SG「眠い」



そういえば、薬のことで、言い忘れてたな。

即効性と鎮痛性が高い分、睡眠薬も混ざってるんじゃないかってくらい、睡魔が襲うのがたまに傷なんだよね。

沈みゆく意識に抗えず、身を任せる。



SH「ユンの左側支えるからさ。僕の右側支えてよ」



願いを口に出せたかは、分かんない。

けどいつものぶっきらぼうな返事が聞こえた気がして、そのまま目を閉じた。

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