バンタンの93line-紳士なヒョンとの日常-4

82仲良し　テヒョンside ページ25

JM「はい、僕の勝ちーー！！」

「ウェーー！？」



オフの日に2人でゲームをするのは、いつものこと。

マンネも混ざってやったりするんだけど、今日はホビヒョンとお出かけしてて、宿舎には居ない。

ジニヒョンとナムジュニヒョンは事務所で打ち合わせがあるらしくて、リビングにはクオズだけ。

クサムズは、作業室にでも居るんだろう。

ゲーム機を置けば、静寂に包まれる。



「なんか静かだね」

JM「宿舎って、こんな広かったっけ」



ふと寂しさがよぎる。



JM「お昼、どうしよっか」



時計を見れば、短針が12を過ぎた頃。

お腹も空いてきたけど、料理は出来ない。

それはジミナもそう。

けど、何か頼むってよりかは、今は誰かの手料理が食べたい気分。



「ヒョンたち、作業中かな、、、」



料理が得意なクサムズに頼りたいけど、邪魔はしたくない。



JM「でも、ヒョンたちもお昼くらいは食べないと」



過集中の2人は食事も睡眠も簡単に削ってしまう。

よくジニヒョンに怒られてるけど、中々直らないんだよね。



「確かに。呼びに行こーよ」

JM「うん」



自然と手を引いてくれて、ラボとミュージアムに向かう。



「あれ？」



でも、どちらも電気はついてなくてノックをしても返事はない。



JM「部屋かな」

「かもね。僕ユンギヒョンの部屋見てくるよ」

JM「はーい」



今度は二手に分かれて、ヒョンを訪ねる。



「ユンギヒョーーン」



ジニヒョンとの2人部屋に入れば、そこにも居ない。

スヒョニヒョンの部屋に向かってみると、ドアに手をかけたまま固まるジミナ。



「何してるの？」



顔を覗き込めば、なんとも言えない表情で耳も首も赤く染まっている。



SH「あっ、、、ちょっ、、、」

SG「まだへばるなよ」

SH「やっ、、、」



部屋から漏れる声に、耳を疑う。



SH「んっ、、、」

SG「変に力入れんな」



声というかスヒョニヒョンの場合は、ほぼ吐息。

ジミナを見れば、首を横に振るだけ。

耳をすませば、ベットの軋む音。

え。

え？



「ヒョンたち、何、してるの？」

JM「僕に聞かないで、、、」



明らかに、カメラに収められないような声を出している。

え。

え？



SH「もうっ、、、むり、、、」

SG「ダメだ、耐えろ」



クサムズが仲良いのは百も承知だけど、そこまで仲良いなんて聞いてない。

いや、別に同性愛反対とかじゃないけども。

え。

え？



SH「息、くるしっ、、、」

SG「目標までいってないだろ」

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