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MG「あ!スヒョニヒョン!!」
語尾にハートをつけた大きな仔犬がかけてくる。
「ミンギュヤ、今日も可愛いね」
MG「えへ」
どうやらSEVENTEENと近くに居たみたいで、その弟たちに囲まれる。
WZ「お久しぶりです」
「久しぶり」
VN「また迷子ですか?」
「ボノ、笑わないの!ハニも久しぶり」
JH「お、お久しぶりです、、、」
そこから初めましてのメンバーとも会話を広げられ、僕の連絡先には新しくスンチョラとウォヌヤが加わった。
SC「他のメンバーは今、エアロビに行ってて」
MG「ヒョンは今回、何に出るんですか?」
「アーチェリーだよ」
今年もリレーに出たかったんだけど、ユンギに怒られた。
代わりに出てくれるみたいで、走るユンギを見られるなら、と納得したのは内緒ね。
WN「そろそろじゃないですか?」
「え」
JN「ヤー!ヒョナー!!すぐどっか行かない!」
「ネー!ヒョーン!じゃあ、またね」
ジニヒョンに手を引かれて、SEVENTEENから離れる。
「あれ、ジミナは?」
JN「テヒョナとさっきまで、、、」
ジニヒョンが振り向く先には、1人寂しそうなテヒョナ。
への字に口を曲げて、いじいじと地面を指でなぞる。
JN「ヤー!ジミナー!!!」
「ジミナは?」
ぷくぷくのほっぺを刺しながら、尋ねれば、
TH「あっち」
と指差す。
席の方でEXOのチャニョル先輩といるのを発見。
さっと胸のあたりの温度が下がった。
JN「ヒョナ?穏便に、ね?」
「はーーい」
ふつふつと湧き上がってくるこの感情を僕は知ってる。
この感情を持たれることに、可愛いことするなと思ってたけど、自分が抱くと全くもって可愛くない。
面白くないなぁ。
チャニョル先輩から奪うようにして、ジミナを掴む。
「僕のジミナ、返してもらいますね」
貼り付けの笑顔はきっとバレバレ。
「行こっか」
腕に絡みつくジミナは、相変わらず可愛らしい。
JM「ヒョンも嫉妬するんですね」
「まぁね」
JM「嬉しいです」
「そう?」
置いてきた2人と合流して、アーチェリーの準備を始める。
練習では、去年やったユンギに教えてもらって、高得点を狙えるまでには上達した。
JN「行ってらっしゃい」
JM「頑張ってください、スヒョニヒョン!」
TH「ヒョーーン!!」
トップバッターを任せてくれた3人からの温かい声援を背に、的を見据える。
SG「ふぁいてぃーん」
遠くからの緩い声援も、聞こえた気がした。
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ソラン(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけたら嬉しいです!応援も、ありがとうございます。 (2021年9月25日 18時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - ぽんきちさん» リクエストありがとうございます!日本LIVEの舞台で、そういったお話を書かせていただきますね。少し先になってしまいますが98話で書きます。楽しみに待っていてください!! (2021年9月25日 18時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 主様、リクエストお答えいただきありがとうございます!これからも楽しみにしてます!頑張ってください! (2021年9月24日 19時) (レス) @page50 id: a5c2bfe764 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんきち(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいてます!LIVE中スヒョニが倒れたり、怪我をしてしまっても最後までやり遂げるような話が読みたいです! (2021年9月24日 16時) (レス) @page50 id: 5ae70f95a4 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます!上手くかけたか、心配だったのですが、そう言っていただけて嬉しいです!これからは、もっと英語を出していきますね。応援、ありがとうございます! (2021年9月19日 20時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソラン | 作成日時:2021年9月10日 21時