188休暇 ユンギside ページ11
SH「OK,Jr. I knew it wasn't enough to play with.But let me take a break(分かったよジュニア。遊び足りないのはよく分かった。けどちょっと休ませてよ)」
公園のベンチから眺めるのは、はしゃぐコリーとヒョナ。
引き取ったジェームズJr.は噂通りおてんばで最初こそ大変だったものの今では少し慣れてきた。
隣に座る愛犬ホーリーも先輩として威厳を表してる姿も見られる。
SH「あー、疲れたー！」
太陽光に反射してキラキラと汗が光り、うなじを伝う。
SH「Good boy,Good boy」
器用にヒョナの足の間をすり抜けながら歩いて来るジュニア。
SH「お水ちょうだーい」
「ん」
SH「Cheers. OK!Sit」
飛びかかるジュニアを座らせて水をカップに移す。
こんな時でも自分より相手を優先する姿に笑みが溢れる。
SH「ん？」
「何でもない」
周りの変化に敏感でよく気付くのも変わらない。
それはジュニアも同じことで、ここ数日一緒に過ごしてよく分かった。
SH「遊ばないの？」
1人と1匹が同じ顔をしてこちらを向く。
「飼い主に似るってほんとなんだな」
隣からワン、と賛同の声も上がる。
SH「えー？そう？似てるって」
わしゃわしゃと撫でる手は大きく、ジュニアも嬉しそうに転げ回る。
SH「ユン、ちゃんと休めてる？」
休暇に入って少し、ようやく連絡が来たと思ったら家の前に居るから入れろとあった。
いつも通りサプライズがお上手で、迎え入れれば即連れ出される始末。
自宅に篭りがちなのに気付かれていたと知ったのはついさっき。
「ぼちぼち」
SH「作業してるでしょ」
「お前もだろ」
ふと視界に入ったスマホ画面にはデザインやら楽譜やらのデータがあった。
SH「なんかさ、いざ、休んでくださいって言われると、分からなくて。休み方なんて、忘れてたよ」
だからメンバーに会いに行って遊びまくっていたのか、と合点がいく。
「それでも良いんじゃねーの？」
SH「休まなくても？」
「人それぞれって事で」
SH「ふふ。そうだね」
汗で張り付いた前髪をかき上げたことでキラリと煌めいた軟骨のピアス2つ。
お爺さんが家を出た後に贈ってくれたというダイヤモンドが埋め込まれたもの。
ヒョナにとって大きな心の支えだった。
亡くなった今は、形見としてつけられている。
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ひなた(プロフ) - ソランさん» 分かりました待ってます！！ (2022年2月25日 17時) (
レス) @page41 id: 2ebb51e7fe (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございますー！ちょっと先になっちゃいます🙇♀️ (2022年2月25日 10時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - 稲荷さん» ギャップって、いいですよねぇ、、、。リクエスト頂いた時に、「あ、いい、めっちゃいい」ってなりました笑こちらこそリクエストありがとうございました！！！ (2022年2月25日 10時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 裏切り面白かったです！！私がリクエストしたやつも楽しみに待ってます！！ (2022年2月25日 5時) (レス) id: 2ebb51e7fe (このIDを非表示/違反報告)
稲荷 - ソランさん» ありがとうございます！荒ぶる紳士が不謹慎ながら好きすぎます！本当にありがとうございます！ (2022年2月23日 15時) (レス) @page36 id: 7c4d2f3689 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン | 作成日時：2022年1月19日 9時
