190休暇 スヒョンside ページ14
実家の方でお爺ちゃんや動物達と向き合って、メンバーとは普段できないこともやれた。
久々に羽を伸ばしてただのミン・スヒョンになる時間はとても充実していた。
そのおかげか新しいアイデアも次々に生まれて、部屋は紙だらけで足の踏み場がない。
行き詰まってる訳でもないのに、あんなに散らかしたのは初めてで収集がつかないのが難点だ。
どうしようかな。
JN「ちょっと聞いてる？」
「2割程度は」
JN「ヤー！聞き流す割合おかしいだろ！！」
「ミアネ、オンマー」
JN「ヤー！」
実家にお邪魔しただけでジニヒョン本人との時間はあまり過ごせてない。
僕自身は別にそれでも良かったんだけどヒョンは許してくれなかった。
今はほぼ無理矢理取り付けられたデートに連れ回されてる。
ジニヒョンの運転で行く先はどこなのか教えてもらってない。
「普段デートに誘われることなんてほぼ無いんで」
JN「ヤー！じゃあいつもはヒョナの方から引っ掻き回してるのか！」
「いや、言い方」
JN「全くもう！久しぶりに甘えなさいな」
急に優しく言うもんだからくすぐったい。
思う存分甘えてやろうじゃありませんか。
「じゃあ国作ってください」
JN「いや、甘え方の方向性」
「冗談です」
JN「真顔で言うのやめてくれる？」
「へへ」
助手席から眺める韓国は賑やかでいつもより人を感じられる。
わずかな空腹を抱えたまま過ごすこと1時間半。
「オンマ、そろそろお腹空きました」
JN「その言葉を待ってたよ！」
シートベルトを外しながら嬉しそうにヤーヤー言うから笑ってしまう。
「オンマ？」
JN「違うわ！ほら、早く降りて」
「はいはい」
JN「はいは1回！」
「はーい」
砕けた会話に笑っていると大きなビニールハウスの建物が視界に広がる。
JN「叔父さんが好きなだけ食べて良いよって」
耳を疑う言葉に思わずジニヒョンの顔色を伺えば、大きく頷いてくれた。
「Yes!叔父さんに感謝ですね」
足取り軽く中に入れば、いっぱいに広がるいちごの空気。
いちご農園の経営をしてるなんて羨ましい限りだ。
JN「はい」
「わぁ、美味しい！」
さっそくジニヒョンが口に放り込んでくれたいちごを味わう。
糖度が高く甘さが際立っている上、実が大きく果肉がしっかりしてる。
「幸せ、、、」
JN「そりゃ良かった！」
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ひなた(プロフ) - ソランさん» 分かりました待ってます！！ (2022年2月25日 17時) (
レス) @page41 id: 2ebb51e7fe (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございますー！ちょっと先になっちゃいます🙇♀️ (2022年2月25日 10時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - 稲荷さん» ギャップって、いいですよねぇ、、、。リクエスト頂いた時に、「あ、いい、めっちゃいい」ってなりました笑こちらこそリクエストありがとうございました！！！ (2022年2月25日 10時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 裏切り面白かったです！！私がリクエストしたやつも楽しみに待ってます！！ (2022年2月25日 5時) (レス) id: 2ebb51e7fe (このIDを非表示/違反報告)
稲荷 - ソランさん» ありがとうございます！荒ぶる紳士が不謹慎ながら好きすぎます！本当にありがとうございます！ (2022年2月23日 15時) (レス) @page36 id: 7c4d2f3689 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン | 作成日時：2022年1月19日 9時
