スマ×ぶる��R ページ23
スマイルside
ダイニングテーブルにBroooockを座らせ、目線を俺より下にさせる。
『じゃあちょっと黙っててね。あ、口軽く開けて』
言った通り、軽く口を開けるBroooock。その唇に、俺がさっき持ってきたもうひとつのモノ──チョコレートでできたリップを塗る。
Broooockの一重梅の唇に、チョコレートを被せていく。
だが、他人の唇にリップを塗る、というのはだいぶ難しく、少し手間どってしまった。
『よし、OK。本当はプレゼントするつもりだったけど、今使っても問題ないよな。あ、喋っていいよ』
ぶ｢…何これ｣
『チョコレート』
ぶ｢これどうやって食べるの｣
『そんなの決まってるだろ』
俺はBroooockの唇へと近づく。反射的に仰け反るBroooockの頭を掴み、そのままチョコレートが塗られた唇をペロリと舐める。
Broooockは目も口も固く閉じており、突然のことにビックリしているようだった。…まぁ、当然っちゃ当然だけど。
そのまま唇をペロペロ舐め、表面のチョコはあらかた舐めとったが、内側の辺りに塗ったチョコを舐め取れていない。
『…Broooock、そんなに口閉じてると、チョコ舐めれない』
ぶ｢って言われても｣
『…じゃあ塗り直す。いい？』
ぶ｢はぁ？…まぁいいけど｣
再び軽く口を開けてもらうが、今度は別の場所塗りたいんだよな。
『Broooock、もっと口開けて』
ぶ｢…？｣
戸惑いながらも口を開けるBroooock。そのBroooockの舌を優しくつまみ、前に引き出す。
ぶ｢！？…えっ｣
『喋っちゃダメ』
ぶ｢…｣
大人しくなったBroooockの舌にチョコレートを塗りたくる。舌の温度で溶けるため、今度は時間との勝負だ。
丁寧に満遍なく塗り終わると、キャップをすることもせず、俺はBroooockの唇に、自分の唇を合わせる。
ぶ｢んぅ！？んん…ちょ、すぁ、い…んあっ｣
唇の内側を舐め、チョコレートを味わう。地味にこのチョコうめぇな…
Broooockの唇に付いたチョコを舐め終えると、お次は舌のチョコを舐めにかかる。
必然的に随分無理のある形で舌を絡める事となるが、いつもと違う感じがしてまたゾクゾクする。あと苦しそうなBroooock可愛い。
ほとんどのチョコレートを舐め終えたら、透明な糸を引いて唇を離す。Broooockは息を荒らげ、くたぁとしていた。
ぶ｢はぁ、はぁっ、なに、これ…｣
『バレンタインのチョコ。まぁ、味わってたのは俺だけど』
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ひなぎく(プロフ) - 梨さん» レス遅くなってすみません<(_ _)> こちらこそよろしくお願いします(土下座姿勢) (2019年3月18日 22時) (
レス) id: 7e1bfd2f3f (このIDを非表示/違反報告)
梨(プロフ) - ひなぎくさん» やっとこさログインしたのでログイン後の初コメをここにさせて頂きます！これからもどうぞよろしくお願いします(*´ω｀*) (2019年3月16日 22時) (レス) id: 041e3e7e6d (このIDを非表示/違反報告)
ひなぎく(プロフ) - 梨さん» 書きます大丈夫です笑 たまには趣向を変えようと思いまして… 読者を泣かせる作品を目指しました(ﾏｼﾞｷﾁｽﾏｲﾙ) (2019年3月16日 9時) (レス) id: 7e1bfd2f3f (このIDを非表示/違反報告)
梨 - 次の短編集に残りのリク書きますよね(威圧)書きますよね!?(心配)っていうか悲恋もたまには良いですね。あぁ〜泣けるよぉ〜。(;つД｀) (2019年3月15日 20時) (レス) id: 9669472f0e (このIDを非表示/違反報告)
Yuri(プロフ) - ひなぎくさん» ありがとうございます！ (2019年3月15日 20時) (レス) id: 0e2245afae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなぎく | 作成日時：2019年1月26日 23時
