スマ×ぶる��R ページ22
スマイルside
(スマイル→『』、Broooock→ぶ｢｣)
『…なぁ、Broooock』
ぶ｢ん〜、なに？｣
『…そろそろ腹減ったんだけど』
ぶ｢ちょっと待ってて、もうすぐ終わるから｣
そのセリフ、もう6回目なんですが、Broooockサン？
とある夕方、突然Broooockが押しかけてきて何故か俺の家のキッチンを占拠している。
昼食は取っていたので空腹には困らなかったが、現在19:32。さすがに腹が減った。
Broooockに話しかける度キッチンに足を運び、情報を集めた結果、彼はどうやらバレンタインのチョコを作っているらしかった。
ちなみに俺とBroooockは付き合ってる。まぁ、最近あんまり話したりゲームしたり出来てなかったから、俺と話しながらチョコを作りたかったのかもしれないが、正直自分の家で作って欲しかった。
外食にしてもいいのだが、訳あって出費が重なり、今月はもう金を使いたくない。夕食の食材も買ってあったのだが、明日の朝にでも回そう、と考える。
『Broooock、腹減ったからコンビニ行ってくる。お前、なんかいる？』
ぶ｢え、ちょっと待ってすぐここ片付けるから！｣
そう言ってまたガチャガチャとしだすBroooock。どうやらやっとキッチンを開けてくれるらしい。
だが、Broooockが先程まで持っていたボウルには、まだ湯煎しただけのチョコレートが入っていた。お前この2、3時間なにしてたの？
ダイニングテーブルにボウルとゴムべらを置きっぱなしにしてキッチンでバタバタしているBroooock。その背中を見て、少し悪戯心が唆られた。
『…Broooock』
ぶ｢え、なに？あ、ちょい待ち！！｣
…どうやらもうすぐキッチンの片付けが終わるらしい。じゃあ、俺もちょっとアレら取ってくるか…
・
・
俺がキッチンに戻ってくるのと、Broooockが片付けを終え、振り向くのはほぼ同時だった。
ぶ｢ごめんスマイル、長いことキッチン借りちゃって。それで、なに？｣
『いいよ。じゃああっち向いて』
ぶ｢え？…はい｣
何も躊躇わずBroooockが俺に背中を向ける。そういうとこが彼氏として心配なんだけどなぁ。
Broooockの手を取り、その手に持ってきたアレ──玩具の手錠をかける。驚いて逆の手を引っ込められる前にその手を捕まえ、手錠のもう片方の輪に繋ぐ。
ぶ｢…え？スマイル、どうしたの…？｣
Broooockの瞳が不安げに揺れる。
『…大丈夫だって、変なことはしないから』
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ひなぎく(プロフ) - 梨さん» レス遅くなってすみません<(_ _)> こちらこそよろしくお願いします(土下座姿勢) (2019年3月18日 22時) (
レス) id: 7e1bfd2f3f (このIDを非表示/違反報告)
梨(プロフ) - ひなぎくさん» やっとこさログインしたのでログイン後の初コメをここにさせて頂きます！これからもどうぞよろしくお願いします(*´ω｀*) (2019年3月16日 22時) (レス) id: 041e3e7e6d (このIDを非表示/違反報告)
ひなぎく(プロフ) - 梨さん» 書きます大丈夫です笑 たまには趣向を変えようと思いまして… 読者を泣かせる作品を目指しました(ﾏｼﾞｷﾁｽﾏｲﾙ) (2019年3月16日 9時) (レス) id: 7e1bfd2f3f (このIDを非表示/違反報告)
梨 - 次の短編集に残りのリク書きますよね(威圧)書きますよね!?(心配)っていうか悲恋もたまには良いですね。あぁ〜泣けるよぉ〜。(;つД｀) (2019年3月15日 20時) (レス) id: 9669472f0e (このIDを非表示/違反報告)
Yuri(プロフ) - ひなぎくさん» ありがとうございます！ (2019年3月15日 20時) (レス) id: 0e2245afae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなぎく | 作成日時：2019年1月26日 23時
