なか×きり�� ページ17
Nakamu side
き｢ん、はぁん…あぁ…｣
普段しっかりしてるきりやんがこんなに乱れるなんて、皆知らないんだろうな…
ちらっと皆を見ると、まだ医者の部屋を探索していた。大丈夫、時間はまだある。
一度口を離す。きりやんは顔を蕩けさせ、荒い息を吐いていた。ずっと上を向かせていたから、いつもより苦しかったのかな？
きりやんの手を引き、ソファに座らせて、隣に自分も座る。
引いていた手を恋人繋ぎにして、やわやわと手を握って感触を楽しむ。だが、きりやんは面白くなかったようで。
き｢…ねぇ｣
『ん〜、なに？』
き｢…キス、しないの？｣
なんて上目遣いで聞いてくる。多分無自覚だろう。頭を抱えたくなるのを抑え、俺は言葉を返す。
『キス、してほしい？』
き｢…してほしい｣
『よく言えました』
きりやんの頭を抱え、俺はリップ音をたてて軽く１回キスする。
『はい、キスしたよ』
き｢……もっと｣
『もっと、とは？』
き｢…お前、｣
『あー俺よくわかんないナー』
き｢…Nakamu｣
『ん？な、っ』
俺の服の胸あたりを緩く握り、きりやんは俺にキスしてきた。しかも拙く俺の口に舌を差し入れ、舌同士を絡ませようとする。
全く、可愛いことしてくれるじゃん…
き｢ん…はぁ、んむ？！｣
力を抜いていた舌を動かし、きりやんの舌と絡ませる。驚いて引っ込んだきりやんの舌を、ゆっくりとこちら側に引きずり出す。
き｢んあ…はぅ、んん…ぷはっ、お前、急に…｣
『ごめん、スイッチ入ったわ。手加減してやれねぇ』
き｢…いいよ、Nakamuなら｣
『はっ、言ってくれるね。じゃ、遠慮なく…』
きりやんの唇に噛み付く。あいつらは多分、大体の探索は終わった頃だろう。
き｢んっ、な、かむ…ふぁ、んん…｣
『んっはは、かーわいっ』
き｢う、るせ…… い"っ｣
きりやんが息を乱している間に首に吸い付き、所有痕を残す。
『ふふっ、ここじゃ服着ても痕見えちゃうね。皆の所には俺が行くよ』
きりやんの頭を優しく撫でてソファから立ち上がり、パソコンの横にあるマイクの電源を入れ、館内アナウンスを入れる。
《皆おはよう〜朝だよ〜！今からご飯持ってくからちゃーんと部屋でいい子にしててね〜》
『よし、そんじゃ行ってくるわ。コマンド操作よろ〜』
き｢…はぁ、はいはい｣
ご機嫌に白衣を翻らせ、俺は部屋を後にした。
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ひなぎく(プロフ) - 梨さん» レス遅くなってすみません<(_ _)> こちらこそよろしくお願いします(土下座姿勢) (2019年3月18日 22時) (
レス) id: 7e1bfd2f3f (このIDを非表示/違反報告)
梨(プロフ) - ひなぎくさん» やっとこさログインしたのでログイン後の初コメをここにさせて頂きます！これからもどうぞよろしくお願いします(*´ω｀*) (2019年3月16日 22時) (レス) id: 041e3e7e6d (このIDを非表示/違反報告)
ひなぎく(プロフ) - 梨さん» 書きます大丈夫です笑 たまには趣向を変えようと思いまして… 読者を泣かせる作品を目指しました(ﾏｼﾞｷﾁｽﾏｲﾙ) (2019年3月16日 9時) (レス) id: 7e1bfd2f3f (このIDを非表示/違反報告)
梨 - 次の短編集に残りのリク書きますよね(威圧)書きますよね!?(心配)っていうか悲恋もたまには良いですね。あぁ〜泣けるよぉ〜。(;つД｀) (2019年3月15日 20時) (レス) id: 9669472f0e (このIDを非表示/違反報告)
Yuri(プロフ) - ひなぎくさん» ありがとうございます！ (2019年3月15日 20時) (レス) id: 0e2245afae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなぎく | 作成日時：2019年1月26日 23時
