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当日。
「真之介!元気で過ごすんだぞ!」
「体調には気を付けてねー!」
『うん。あっちでも、元気に過ごすつもり。』
「之介にぃ。少し…寂しくはなるけど、
あたしも、色々と、がんばるから…」
『…うん。真奈も、俺も、頑張ろうな。』
「……之介。…行ってらっしゃい。。」
『……うん。行ってきます。真由岐にぃ。』
まるで田舎から上京でもするかのように、俺は家族と別れた。これからどんな生活が始まるのかは知らないが、少しわくわくする。
誰と会うんだろう。どんな風に過ごすんだろう。
『…世界って、こんなに楽しみだっけ。』
今は、まだ、分からない。
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