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お店を出た所で
ジョンデ先輩のシャツを引っ張った。
『先輩！…もう一軒、行きません？』
JD「えー？明日も仕事だよ？」
『えっと…一杯だけ！
一杯だけでいいので！』
可愛い後輩だから、と言われて
結局ごちそうになってしまったし、
ベッキョン先輩から指令が来ているので
ココで帰るわけにいかないんです…
駅の近くのバーに行って
カウンター席に並んで座った。
ジョンデ先輩が居る右側だけ、
神経が研ぎ澄まされてるようで
お酒のせいもあって、ものすごく熱い。
JD「何がいい？」
『えっと、シャンパン2杯ください』
マスターにそう言うと
俺も？って顔をしている先輩。
私達の前に置かれたシャンパン。
そっとグラスを持って、先輩に向ける。
『ジョンデ先輩。
今日、お誕生日なんですよね？』
JD「え！知ってたの？」
『いや、あの、存じ上げておらず…
先程ベッキョン先輩から教えて頂きました』
お店を出た時にスマホを見たら
《今日、ジョンデ誕生日だから
俺たちの代わりに祝ってやって！》
とのことだった。
だからずっと連絡来てたんだ…
せっかくの誕生日なのに
後輩の残業手伝ってくれて、
ご飯もごちそうしてくれて、
なんて優しいの…！
JD「ベクかー。あいつ…」
『という指令もありますし、
さっきもごちそうになってしまったし…
ココは私にお祝いさせてください！』
JD「じゃあ、お言葉に甘えて」
『先輩、お誕生日おめでとうございます』
JD「へへー、ありがとう」
先輩がクイっとグラスを傾けて飲むと
横顔と喉仏がすっごくセクシーで、
心臓の音が激しくなってきた事を
ごまかすようにシャンパンを飲む。
このドキドキは、もはや気のせいではない。
先輩だから、気を遣ってる部分もあるし
初のサシ飲みだから、緊張もしてる。
でも、それだけ？
先輩を"ひとりの男性"として意識してない？
JD「A」
ふいに呼ばれて振り向くと
顔の目の前にジョンデ先輩の手が。
指先にはナッツがあって、
あぁ、くれるのかな？と手を出すと
首を振って手を引っ込めた。
お預け！？
JD「あーん」
と言いながら、口を開けてる先輩。
えぇ！？そ、それはどういう事ですか！？
あの、食べさせてくれる"あーん"ですか！？
『そんなこと、先輩には…』
させられません、と言いたかったのに、
口にナッツが押し込まれて
ジョンデ先輩の指が、
ゆっくりと私の唇をなぞった。
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さえこ(プロフ) - さえさん» お褒めの言葉、ありがとうございます(*^^*)嬉しいです〜！！発表出来る時が来たら、またよろしくお願いします！ (2018年4月2日 19時) (
レス) id: 1af2b3abeb (このIDを非表示/違反報告)
さえ(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございました(^^)また新しいお話気長に待ってますo(^o^)o (2018年4月2日 0時) (レス) id: 74d5d29218 (このIDを非表示/違反報告)
さえこ(プロフ) - ドリーさん» コメントありがとうございます〜！そうですね、体に気をつけてえくそとしての活動をして欲しいなって思ってます(*^^*)また読みに来てもらえるように頑張ります！ (2017年10月8日 1時) (レス) id: 1af2b3abeb (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - さえこさんこんばんは＆はじめまして！今日はレイしゃんのセンイルですね！私は彼のふわふわとしたトークが好きです！レイしゃん自身も体に気を付けて欲しいですね！素敵な作品ありがとうございます！ (2017年10月7日 19時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)
さえこ(プロフ) - あやさん» こんばんは(*^^*)コメントありがとうございます！素敵だなんて言ってもらえて嬉しいです〜！またアップした際には読んでいただけると嬉しいです♪♪ (2017年9月26日 21時) (レス) id: 1af2b3abeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さえこ | 作成日時：2017年4月12日 0時
