＊ ページ17
シャンパングラスをずらして
お水を渡すと、グイッと飲んで
ふー、と一息ついてから
こっちに向き直った時、
その目ヂカラに吸い込まれそうになった。
JM「ずっと好きだったんです…
そんな、さらっとなんて言えないですよ…」
『さらっと…言ってもいいんじゃない？
それって好みの問題でしょ？
ジュンミョンくんが好きなものに対して、
否定なんかしないよ？』
JM「否定しない！？…ってことは…
お、オッケー…なんですか！？」
『オッケーに決まってるじゃん！
そんなこと、心配する必要ないよ〜！』
ジュンミョンくんが好きなお酒が
シャンパンだろうが焼酎だろうが
それは個人の好みだから自由でしょ？
ガバッ！と勢いよく両手を握られて
椅子から降りたジュンミョンくんは
足元のふらつきに抵抗できず、
座ったままの私に詰め寄って来る。
JM「今の…本心ですか？
それが、Aさんの答えだと、
そう捉えていいんですね？」
『え？あ、うん…？』
まぁ、本心には間違いないんだけど
この距離と、この手はどうしたら…？
ちらっと見上げると、キスされた。
JM「…ありがとうございます。
大好きです。Aさん」
『……は？』
ちょっと待って！
今何した？ねぇ、何したの？
そんで、何言ってるの？ねぇ、ちょっと！！
JM「Aさんが僕の気持ちを
受け止めてくれるなんて…嬉しすぎる…
誕生日が仕事なんて嫌だと思ってたけど、
今日はいい思い出になりました！」
ツヤツヤほっぺが、至近距離に居る。
ツヤツヤほっぺが、ニコニコしている。
ツヤツヤほっぺが、私を好きだと…？
私が、ツヤツヤほっぺを受け入れただと…？
頭の中をぐるぐる回る。
何が何だかわからない。
『…ジュンミョンくん、あの…』
話を整理したくて呼びかけてみたら
またずいっと近づいてきて
JM「Aさん、
“ジュンミョン”って呼んで下さい。
あ、でも会社では今まで通りがいいかな…
ふふ、へへへっ」
…話を聞いてくれなかった。
とりあえず椅子に座らせたけど、
手は離してくれない。
私を見たまま、ニコニコしてる。
あぁ…もう…ダメだ…
抑えてた心の堤防は破壊されて
ツヤツヤほっぺに吸い込まれるように
短いキスをした。
細かいことなんて、どうだっていい。
理由なんて後付けでいい。
私はジュンミョンくんの事が好きなんだ。
と、思ったらストンと腑に落ちた。
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さえこ(プロフ) - さえさん» お褒めの言葉、ありがとうございます(*^^*)嬉しいです〜！！発表出来る時が来たら、またよろしくお願いします！ (2018年4月2日 19時) (
レス) id: 1af2b3abeb (このIDを非表示/違反報告)
さえ(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございました(^^)また新しいお話気長に待ってますo(^o^)o (2018年4月2日 0時) (レス) id: 74d5d29218 (このIDを非表示/違反報告)
さえこ(プロフ) - ドリーさん» コメントありがとうございます〜！そうですね、体に気をつけてえくそとしての活動をして欲しいなって思ってます(*^^*)また読みに来てもらえるように頑張ります！ (2017年10月8日 1時) (レス) id: 1af2b3abeb (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - さえこさんこんばんは＆はじめまして！今日はレイしゃんのセンイルですね！私は彼のふわふわとしたトークが好きです！レイしゃん自身も体に気を付けて欲しいですね！素敵な作品ありがとうございます！ (2017年10月7日 19時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)
さえこ(プロフ) - あやさん» こんばんは(*^^*)コメントありがとうございます！素敵だなんて言ってもらえて嬉しいです〜！またアップした際には読んでいただけると嬉しいです♪♪ (2017年9月26日 21時) (レス) id: 1af2b3abeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さえこ | 作成日時：2017年4月12日 0時
