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JM「A〜、明日の予定は？」
「明日は午前中にインタビューが4社入ってるから早起きだよ。…頑張ってねジミナ笑」
JM「早起き…頑張る…」
私がマネージャーになって数日。
彼らのマネージャーは私だけじゃないはずなのに、私にたくさん質問してくるから疲れるのなんの。笑
まぁ、宿舎に一緒に住んでるから、私に聞くのが一番手っ取り早いんだろうけどね。笑
「テヒョンア、ソクジンさん、早く寝ないと明日早起き大丈夫ですか？」
JN「あとちょっとだけ！！」
TH「A〜、僕の部屋寝る準備してきて〜」
「…はい、」
彼らのマネージャーになって分かるようになったこと。
彼らはきっと、マネージャーを親だと思ってる←
ソクジンさんがあとちょっとだけ！と言って長ーーい間ゲームを続けるのもいつものことで、テヒョンアに部屋寝る準備してきて〜と言われるのもいつものこと。
私はいつもみたいにテヒョンアの部屋に行って脱ぎっぱなしの服なりぐちゃぐちゃになった布団なりを片付ける。
よし、綺麗になった、とテヒョンアの部屋を綺麗に片付けることに成功しリビングに戻ろうとした、その時だった。
パリンッッ！！
JN「大丈夫かー！！！」
何かが割れる音と、ソクジンさんが叫ぶ声が聞こえてきた。
「どうしたんですか？！」
急いで駆けつけると、ソクジンさんはキッチンの方を指差す。
指差された方を見ると、テヒョンアがうずくまっていて、その前には割れて散乱した白いお皿が。
「テヒョンア！大丈夫？！」
TH「えっ？」
慌てて駆け寄るとテヒョンアは右手の掌から血を流していたから、急いで立ち上がらせて血を洗い流させる。
「他はどこも怪我してない？大丈夫？？」
TH「大丈夫だよ、大袈裟だなぁ笑」
テヒョンアは平気なふりをしてるけど、パックリと割れた傷口はとても痛そうで思わず顔をしかめる。
「何しようとしたの？」
TH「洗い終わったお皿、Aが片付けてる途中で部屋の掃除頼んじゃったでしょ？だから、僕が残りのお皿片付けようと思って！」
「もう…滅多にしないことするから…」
TH「もう大丈夫だよ？ほら、血も止まったし！」
なんて言いながら無邪気に怪我をした掌をパッとこちらにむけて、ニッと笑ってみせるテヒョンア。
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作者名：ヒナ
| 作成日時：2021年9月3日 1時
