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TH「もうどこにも行かないで」
「うん、分かってる」
テヒョンアが私をぎゅうっと強く抱きしめる。
私もそれに応えるようにぎゅうっと強く抱き着いた。
男1『A、行くぞ』
男2『早く行かないと飛行機に乗り遅れる』
そんな時に、私をまだ連れ戻そうとする男二人がこちらに向かって歩いてきた。
だけどそれは、私を抱き締めて離さないテヒョンアと、その前に壁になるように立つ6人によって阻まれた。
RM「悪いですけど、この子を日本に帰すことはできません」
JN「お引き取り下さい」
ナムジュンさんとソクジンさんの、聞いたこともない低い声。
それを聞いた男二人は、どこかに電話をかけながらその場から居なくなった。
その後、マネージャーさんが慌てた様子で現れたと思えば、その後の飛行機ヤバイです！！という一言により、みなさん慌てた様子で��Aは宿舎に戻って！帰ったら話そう！！��と口を揃えて行った後、小走りで飛行機に乗り込んでいった。
「本当に、ご迷惑をおかけしましたっ！！！」
5日後、宿舎に帰ってきたみなさんに、精一杯の土下座をする。
JH「やー、でも良かったよ！日本に帰ってしまう前にテヒョンアが見つけられて！」
JK「本当ですよ…もしあの時テヒョンイヒョンがヌナに気づかなかったら…考えただけでも怖いです」
JM「もう二度と会えないと思った」
「本当に、本当に、ごめんなさい…」
何度も何度も謝れば、Aは謝らなくていいんだよ！悪いのはユンギヤだよ！！というソクジンさんのひとことで、矛先がユンギさんに変わる。笑
YG「だから、それは謝っただろ」
TH「ふふ、あの後飛行機の中で散々メンバーのみんなに責められてましたもんね笑」
「そうなの？笑」
JM「��ごめんってば��って言うユンギヒョンの声何百回も聞いたよ笑」
YG「言うなよ…」
ユンギさんがそんなにたくさん謝ってくれたのも、ユンギさんが沢山謝るほど私のことを思ってくれていたことも、今更気づいて今までの自分の行動が馬鹿馬鹿しくなってきた。
RM「と、ここで一つ提案があるんだ」
「？なんですか？」
ナムジュンさんのその一言で、今まであぐらをかいて床に座っていた皆さんが正座をして、私だけをソファに座らせた。
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作者名：ヒナ
| 作成日時：2021年9月3日 1時
