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TH side
「だから、今日は手料理でもご馳走します。こう見えて私、料理得意なんですよ？」
そういいながら袖をまくってハニカムA。
みんなはそんなAをみて、食べたいメニューを次々に口に出して行く。
僕だけなのかな、違和感を感じるのは。
だって、こんなにタイミング良いことある？
Aがずっと韓国に住むつもりで真剣に悩みながら家探しをしていたのは、よく相談に乗ってるジョングクから聞いていた。
なのに、急にボロ屋に住むだなんて、違和感しかなさすぎるでしょ。
YG「テヒョンア、もう放っておけ」
TH「でもヒョン！絶対怪しいですよ！あの日の夜、本当は起きてたとか…」
JN「ヤー、せっかく穏便に話が終わりそうなんだ。Aのいうことを飲んでやろうよ」
楽屋で待機中。
今朝のAの話とメンバーの反応に不満を持った僕はその話をした。
だけど、そんな返事しか返さないヒョン達。
他のメンバーは黙って僕を見てる。
TH「どうして…」
YG「所詮、1ヶ月しか過ごしてない赤の他人だ」
TH「っ…ヒョン、有り得ないです」
YG「お前はあいつに惚れてるからそんな事が言えるんだ」
JM「ねぇ、ケンカはやめようよ」
YG「テヒョンア、今の俺たちにとって何が一番大切かよく考えろ。Aか、世間か。」
ジミナが僕とユンギヒョンの間に入る。
その時、ユンギヒョンが最後に言った言葉。
��今の俺たちにとって何が一番大切かよく考えろ��
TH「…ちょっと、頭冷やしてきます」
JH「テヒョンア！もう撮影始まるぞ！！」
ホソギヒョンが僕を止めたけど、それを避けて楽屋を飛び出した。
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作者名：ヒナ
| 作成日時：2021年9月3日 1時
