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ん？てことは、
ぐちつぼさんとは何も無いってこと…？
離れ難い人がいるってそういうことだもんな…？
じゃあ2人は本当に仲の良い同級生ってだけで、
で、結城さんは他に好きな人がいて…それで……
……あーあ、結構、凹むなぁ、
考えるだけで、想像するだけで、苦しいってか、痛いや。
長考を繰り返しては
締め付けられるような胸の痛みに、グッと堪えるように手に力を入れる。
考えすぎるのなんて、悪循環でしかないのに。
rd「ぺいんとはどうしたらいいと思う？」
「…え？」
rd「結城さんの悩み」
「あ、あぁ、俺は……」
まさか話が振られるなんて思わなくて、情けない声で返答してしまった。
引っ越すか引っ越さないか、どうすればいいか……か。
そんなの、……
「…結城さんの、
後悔しない方を選ぶべきかなって、思います、」
後悔したら意味がない。
たとえ結城さんが他の人と結ばれようと、2度と会えなくなろうと、俺にとっては結城さんが後悔しない道に進んで、笑っていてくれることの方が大事だと思ったから。
カッコつけかもしんないけど、
好きな人には幸せになってほしいって思うじゃん。
『後悔しない方……、』
悩める彼女の姿も絵になるくらい美しくて。
何か言ってるらっだぁやぐちつぼさんの言葉が聞こえないくらい、俺は彼女に魅了されているんだと改めて気付かされる
暫くして食事が終わり、俺たちは会計を済ませた。
gt「ぺんさんありがとうございます！ご馳走様でした」
rd「あざす、奢り最高ー」
行きと同じように、2、2で分かれて、
それぞれの家の方向へ歩き出す。
刹那、
『黄原さんっ!』
彼女の俺を呼ぶ声が聞こえて、
後ろを振り返ると
俺の方へ駆けつける好きな人が、視界に映った。
「……らっだぁ、先行ってて。」
rd「はいよー」
静かにらっだぁに家の鍵を渡すと、彼女の方へ少し駆け寄る。
「あ、えっと、結城さん？どうかしました？」
『あ、いえ、その、ご馳走になってしまったので、
お礼をちゃんと言いたくて。ありがとうございました。』
そう言って頭を深く下げる彼女。
…そうだ。彼女は、とても丁寧な人なんだ。
いつも届けてくれた料理にも、それは表れていたじゃないか。
＿＿頭を上げた彼女と目が合う。
街灯の灯りや道路を走る車のライトの明かりなど景色の中の様々な光が、彼女の瞳を彩らせていた
何か話さないと、と思っても
好きという感情以外何も頭に無くて、俺は必死に首を振った
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すみれいん(プロフ) - ゆーさん» お返事ありがとうございます！！最新話の8でもう既に『あ……ぁぁぁ(発狂)』となりましたありがとうございます。いやいやいや、もどかしい…早よくっつけ！！あー！甘い！と鼻息荒くなります。 (6月23日 4時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - すみれいんさん» コメントありがとうございます‼︎wtではありませんが、キュンキュンできるような作品になるように更新頑張りますね^^ (6月21日 4時) (レス) id: ad479b9abd (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - wtじゃないなら読まんでいっか…と思いましたが読んでみるとめっちゃ続き気になって読んで良かった…のいいお話に出会えてホクホクしております。これは、本当にとても続きが気になりなんかむずむずしちゃいました笑 (6月20日 3時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー | 作成日時：2023年6月20日 2時
