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「はぁ……」
マジで。どうすれば良いんだろ、俺。
仮にもう一度会えたとして、連絡先を聞いたとして。
もし、上手くいったとしても結城さんは引っ越しちゃうわけで。どこに引っ越すかは知らないけど
でもきっと簡単に、会いませんか。なんて誘える距離じゃなくなるような気がする…。
もし、
……もし、断られたら？
いや。今そんなこと考えたって、仕方ないよな…
tz「＿＿んと？おい、ぺいんとー？」
「えっ…⁉︎何どしたっ？」
sg「どうしたって、
撮影始めるよーって言ってもぺいんとさんが反応してなかったんですよ？」
「えっまじ？まじで？」
kn「なんか最近多くない？編集キツい…？」
「あぁいえ。編集は全然苦じゃないんすけど…、」
sg「なんかあるんですか？」
「……いや、んー。」
tz「どうした？ぺいんとらしく無いぞ？」
kn「……取り敢えず、
撮り溜め的にも問題無いし今日は辞めとこうか。」
「えっ」
sg「そーしますか！」
tz「ok〜」
「いやそんな！大丈夫ですよ！俺ッ！」
kn「ぺいんと。
たまには自分のこと優先していいって、俺は思うな。」
「クロノアさん………」
tz「ま、撮影の予定なんてこれから沢山あるんだし。急いで撮る必要もないしね」
sg「そうですよ！今日はみんなゆっくり休みましょ！」
「トラゾー…、しにがみ……」
＿＿ああ。なんて俺は素敵な仲間に囲まれてるんだろう。
撮影出来ないなんて、ドタキャンなんて、
有り得ないしすげぇ迷惑なのに…。
「ありがとな……!」
コイツらに、精一杯の感謝を込めて。
＊
＊
「………よし、」
ごくりと息飲んだ俺は軽く身支度を整える。
ボサボサの髪を慣れてない手付きでセットしてそれっぽい前髪をつくる。
＿＿俺は、決めた。
今日はウーパーイーツをしない。
その代わり、買い物に行く為に外出しよう、と。
結城さんの家が近いなら、
家にいるより会える確率は高くなるはずだし、
近くを配達してる彼女に会える可能性だってある。
全部、可能性。もしかしたらの話だけど。
携帯を手に取り、
靴を履こうと玄関へ向かったその時、
ﾌﾞｰﾌﾞｰ、と携帯が振動した。
画面に大きく表示された人物の名前を見ると通話ボタンを押して携帯を耳にあてる
rd「もしもしー」
「はい」
rd「ぺいんとさー、今家だよね？」
「家だけどもう出るよ」
rd「えっ、外出るの？」
「え、うん」
rd「ならさぁ、ちょっと行ってみて欲しい所あるんだけど」
「え……？」
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すみれいん(プロフ) - ゆーさん» お返事ありがとうございます！！最新話の8でもう既に『あ……ぁぁぁ(発狂)』となりましたありがとうございます。いやいやいや、もどかしい…早よくっつけ！！あー！甘い！と鼻息荒くなります。 (6月23日 4時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - すみれいんさん» コメントありがとうございます‼︎wtではありませんが、キュンキュンできるような作品になるように更新頑張りますね^^ (6月21日 4時) (レス) id: ad479b9abd (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - wtじゃないなら読まんでいっか…と思いましたが読んでみるとめっちゃ続き気になって読んで良かった…のいいお話に出会えてホクホクしております。これは、本当にとても続きが気になりなんかむずむずしちゃいました笑 (6月20日 3時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー | 作成日時：2023年6月20日 2時
