第７話 ページ9
｢あのっ、瀬尾さんっ！！！！｣
『は、はい』
｢貴方が好きです！僕と、付き合ってくださいませんか！？｣
あー…。
隣の浅野くんを横目でちらりと見ると｢はぁ…、先に行っているぞ｣と言って歩いていった。
『…………』
いつもは断る理由は勉強なんだけど、今回は違う。
『わ……』
あー…、ニセとはいえ、少し緊張する。
言っていいんだよね、いいんだよね！？
『っあの、わたし…ごめんなさい。今……付き合っている人がいて……』
｢え"！？｣
｢はぁぁ！？｣
『え"』
思っていた以上に男の子に驚かれた。
ついでに言うと先に前を歩いていた浅野くんも聞こえていたのか足を止めて驚いた顔でこちらを見ている。
なんかおかしかったか！？私！
｢え、えっと……よ、良かったら誰と付き合っているか……｣
『うん？えっと、赤羽カルマくん』
｢ぇええええ！？あの赤羽と！？D組の！？｣
『え、はい……』
｢ほ……本当、ですか｣
『はい……』
なんかすごく驚かれている。
私がおかしいのか。普通だよね！？
｢…………、………。っすみません……失礼します！！！｣
男の子は沈黙のあと走っていってしまった。
『………………あれ？』
｢瀬尾さん！！！｣
『へ、はい』
男の子と入れ替わりに浅野くんが早歩きでこちらへ向かってくる。
威圧がすごいです。
｢瀬尾さん、今の話は本当か！？｣
『え、あ、うん』
｢な、なぜ……ぐっ｣
『ちょ、浅野くん！？』
浅野くんも男の子同様、走っていってしまった。
『えー……』
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夕里(名前の順番変えただけ) - 全米がキュンキュンし過ぎて泣いた！ (2018年5月20日 19時) (
レス) id: b343e3b943 (このIDを非表示/違反報告)
非リア充様 - 隣の席がウザいですの更新待ってまーす (2016年7月25日 9時) (レス) id: fafd364510 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま - 更新きたぁぁぁ！カルマ君がイケメンすぎて涙... (2016年5月27日 18時) (レス) id: 6b61ae8aa1 (このIDを非表示/違反報告)
黎譁 - 浅野くん 君って奴は 更新待ってまーす！ (2016年4月25日 23時) (レス) id: 885de11009 (このIDを非表示/違反報告)
あず1ワン - キュンキュンが止まりません（≧∇≦）これからも頑張って下さい!!! (2016年4月25日 19時) (レス) id: e8b45f12ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さつきち | 作成日時：2016年2月5日 19時
