第2話 ページ4
確かにあの人の目に付くために始めたことだけど、ここまで彼と接点がなさ過ぎると私の目論見は正しかったのか不安になってくる。
つか、認識すらされてないんじゃ……
『んもぉぉぉおおおお!!!なんなのよ!!告ってくる奴らもどうせ私の表面だけ見て告ってんでしょ!!馬鹿なんじゃないの!?ばーか!ばか!!全員馬鹿よ!!ばーか!!!』
思わず口から出た大きな言葉に自分でも少し驚いたが出てしまったものはしょうがない。
屋上で誰もいなくてよかった……
「あははっ、猫かぶり委員長の本性見破ったりぃ〜」
誰もいないはずの屋上に1人、男の子の声がした。
声のする方を見上げるとタンクの上、はしごを登った上の部分に彼はいた。
夕方の日の光が彼の赤い髪に反射しキラキラと輝き、イタズラを思いついた子供のような、そんな顔をこちらに向けているのはそれはもう、ずっと考えていたあの人で。
『ぁ……』
やっと会えた。
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夕里(名前の順番変えただけ) - 全米がキュンキュンし過ぎて泣いた! (2018年5月20日 19時) (レス) id: b343e3b943 (このIDを非表示/違反報告)
非リア充様 - 隣の席がウザいですの更新待ってまーす (2016年7月25日 9時) (レス) id: fafd364510 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま - 更新きたぁぁぁ!カルマ君がイケメンすぎて涙... (2016年5月27日 18時) (レス) id: 6b61ae8aa1 (このIDを非表示/違反報告)
黎譁 - 浅野くん 君って奴は 更新待ってまーす! (2016年4月25日 23時) (レス) id: 885de11009 (このIDを非表示/違反報告)
あず1ワン - キュンキュンが止まりません(≧∇≦)これからも頑張って下さい!!! (2016年4月25日 19時) (レス) id: e8b45f12ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さつきち | 作成日時:2016年2月5日 19時