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第三十一話 ページ32

結羽から説明を受けた。

まあ、長かったので略すと、

結羽の兄、橘 悠太は、いわゆる殺し屋であり、
何故学校にいるかは結羽も分からないらしいが、

で、兄は相当なSらしく、

寐「…最悪ね。やっぱり兄がそうだと弟もそうなるのかしら?」

結「なんのことですか。」

苦笑いをする結羽。

寐「……っていうか、なんでそんな奴がいるのよ。」

結「嫌だなーお嬢様に会わせたくないなー」

寐「昨日会ったって言ったじゃない。」

さらっというと、結羽はマジでか(笑)みたいな顔をした。

結「…………………まあ、気に入られないように
頑張って下さい。俺はもう嫌われているんで。」

寐「…アンタがサドでしょ?じゃあ、兄はヤバいわね、最悪。」

結「あの、さらっと酷いこと言わないでくれます?アンタがサドでしょ?ってなんで決めつけられなきゃいけないんですか?」

寐「…違うのかしら?」

ガチャ

突然、乱入してきた誰か。

寐「…………噂をすれば影が指すってやつ?」

結羽は頬をひきつらせている。

悠「やあ、結羽!&寐莠お嬢様!僕が会いに来ました!」

ガチャン

私は静かに扉を閉めるのであった。

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作者名:シア@卯月 雛菊余接 | 作成日時:2014年3月21日 22時

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