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第二十話 ページ21
霧搭のせいで散々な目にあった1日だった。
篠波に助けて貰ったお陰でなんとか助かったものの。
なんだか篠波の様子が少し変だった気がする。
治癒の技は使うと体力の消費がはげしいのだろうか?
今度霧搭に聞いてみようかな…などと考えたりしていると寮に着いた。
夜「一応、お礼とかしたほうがいいのか?」
怪我をしたりして治してもらったのはこれで2回目だったりする。
夜「………」
何をお礼をすればいいか考えていて1つの案が浮かぶ。
夜「甘いの好きなんだよな…」
子どもの頃、母親の手伝いなどしていた経験から多少料理は出来た。
味には自信は無いが、試しにドライフルーツを入れたパンケーキを作ってみた。
夜「…甘い」
味見をしてみて思った、まあ…砂糖ふんだんのクッキーよりかはましかと思う。
俺はそのパンケーキを袋に入れこっそりと生徒会長室の前に置いた。
夜「ありがとう…(ボソッ」
本当は直接あって言った方が良いのだが、なんと言うか…こういうのは苦手だから。
俺は静かに寮に戻った。
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作者名:シア@卯月 雛菊余接 | 作成日時:2014年3月21日 22時