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第十九話 ページ20

寐「……………………………」

倒れている人間を見つけたらどうするだろうか。

それも重い病気みたいに。

私のもう1つの能力、治癒。

寐「…体力、もつかしら。」

100メートルを三周ぐらい走ったぐらいの疲れだと思うが。

お腹に手を当てる。

数分後、目を開けた。

寐「…………お、はよ、う」

夜「!?」

状況が理解できてないようだ。

だって目を覚ましたら、執事におんぶされてる篠波寐莠がいたからね。

結「…………これで二回目……お嬢様、重くなり痛っ!?」

寐「余計なことを言わない。私は疲れているのよ。夜鷹、気分はどうかしら。」

夜「…大丈夫。」

寐「…なら良かったわ。さ、おろしなさい。」

結「はいはい。本来ならばこのまま4階の生徒会室まで運ぶ所ですが、やめますね。」

寐「……よろしい」

生徒会室に帰ろうとすると、結羽が隣で、

結「…あまり、無茶はされないように。」

と、言った。

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作者名:シア@卯月 雛菊余接 | 作成日時:2014年3月21日 22時

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