第十一話 ページ12
生徒会室に来た。
寐「遅かったわね」
結「すいません、お嬢様。一向に起きないもので、」
寐「……ふーん。ちょっと座って。」
影縫夜鷹を座らせ、そして私も前に座る。
夜「…なんですか?」
寐「…教えなさい。」
夜「…は?」
寐「私、小さいときの記憶が全くないの。断片的にしか覚えてないの。だから、教えなさい。」
全く、の所で結羽が笑ったのでお腹を殴る。
夜「…いや、特に何も。」
寐「じゃあ、いくつか質問する。答えなさい。」
夜「は、はあ。」
寐「1、私のお父さんとお母さんはどんな人?2、貴方と私の小さいときの関係は?」
夜「え、家族の顔覚えてないんですか。」
寐「…人の話、ちゃんと聞いてたの?」
夜「…まあ、優しそうな方でしたよ?」
寐「…過去形?今は?」
夜「…いや、外には行けれないんで。しりません。」
役立たずが。
そう思ったが口には出さない。
すると、結羽が、
結「お嬢様、生徒会の会議がありますので。そろそろ。」
と、話に入ってきた。
寐「……結羽。逃げないように監察してなさい。私が戻ってくるまで。」
結「わっかりましたー。」
夜「…え、」
寐「問答無用」
で、黙らせた。
早く終わらせなきゃ。
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シア@卯月 雛菊余接 | 作成日時:2014年3月21日 22時