悪食7 ページ7
貴方side
足音が遠くなった…。
隙間から覗いても誰もいなさそうだし。
出ようとすると近くにいたまふに腕を引かれる。
ま｢何してるの！！｣
『だってもう人いないから出てもいいかなって』
ま｢言われたでしょ！いいよっていうまで出ちゃダメだって！！｣
『だって………んん、分かったよ…。』
坂田と天月が私たちの方に集まる。
天｢ね、ねぇ、そらるさんたちバレてるっぽくない？｣
坂｢顔だけ見られたんかな…。やばいやろぉ…。｣
下手すれば食べられてしまう…。
でもここでﾀﾋんだら元の世界に戻れないかもしれない。
g｢すぐ出てきて！！！！｣
グラップルさんがテーブルクロスをめくって叫ぶ。
大汗をかいて
これでもかと言うほど目を見開いていた。
『え、ちょ、どうしたんですか！！』
g｢ここの部屋出てすぐ右に曲がると裏口にでるから！今すぐ走ってでて！すぐにマーリンさんに会えるから！！｣
『え、なにg｢いいから早く！！！｣』
腕を引っ張られ背中を押される。
坂｢グラップルさん！！！｣
g｢君が守るんだよ。｣
最後に坂田が背中を押される。
グラップルさんの目には涙がたまっていた。
扉が閉まるギリギリでグラップルさんの口がうごいた。
声は聞こえなかったが
さよなら
そういった気が
いや、そう言ってた
『ねぇ…グラップルさん…なんで泣いてたの…。』
坂｢…別れるのが急で寂しくなったんちゃうん？｣
考えたくなかった
『じゃぁ、またねでいいじゃん。』
天｢…会える時が遠いって感じたんじゃない？｣
目に涙が溜まっていく
『じゃぁなんで私たちだけ逃がしたの！！！！』
ま｢A！！！｣
何も…考えたくなかった…
ま｢まだグラップルさんがいなくなった訳じゃないでしょ？…まだ…生きてるかもしれないじゃん。｣
天｢今はマーロンさんを待とう？きっと…大丈夫だよ。｣
外でマーロンさんと合流する。
m｢おまたせ………戻ろうか…。｣
『あの！グラップルさんは！！あの後あったんですよね！？！？』
マーロンさんにしがみついて聞く。
不安が煽る。
どうしよう。どうしよう。
m｢グラップルは………もう会えない。｣
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コチュ(プロフ) - 紅楓さん» ありがとうございます；；長くなりますが楽しんでくれると幸いです！！ (2020年5月7日 13時) (
レス) id: ab8d20a494 (このIDを非表示/違反報告)
コチュ(プロフ) - 桜にゃんこ＠crewさん» ありがとうございます；；まだまだ長くなりそうですがこれからもよろしくお願いします！ (2020年5月7日 13時) (レス) id: ab8d20a494 (このIDを非表示/違反報告)
紅楓(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも頑張ってくださいね！ (2020年5月4日 20時) (レス) id: 082dab1426 (このIDを非表示/違反報告)
桜にゃんこ＠crew(プロフ) - 続編おめでとうございます！応援してます！ (2020年5月4日 19時) (レス) id: f7f2e0dcb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コチュ | 作成日時：2020年5月4日 19時
