7つの罪と…【2】

悪食23 ページ23

貴方side

ま坂天る｢｢｢｢『ただいまー！！！』｣｣｣｣



ドアを開けるとめっちゃいい匂い…！！！

リビングに向かうと人数分の食事があった。

『え！？これ誰が作ったの！？』
セ｢机に紙切れが…なになに？

みなさんで食べて体力回復してくださいね。
ハイナ。だってさ。｣




凄い…スープにハンバーグ、サラダとポテトフライ。全部美味しそう、、！



そ｢俺少しだけ部屋で寝てきてもいい？まふまふ30分後に起こしに来て。｣

ま｢えぇ！？僕がですか！？……分かりましたよ。｣




坂｢じゃぁ俺先風呂入ってくるー！｣
天｢あ、僕先はいるー！｣




今まで戦ってたとは思えないほどみんなご飯はもりもり食べるわ
キャピキャピ騒いで
やっぱ男子高校生だなぁ…。


う｢ほら。Aは食べないの？｣
『え、食べるよってあー！！！！スープ私の分まで飲んでる人誰！？』

志｢坂田が2.3人分飲んでたで。ほんま食いしん坊やな。｣
『で！？今その本人は！？』

天｢1番にお風呂行ったよ。｣

『〜〜〜！！！さぁかぁたぁぁぁぁぁ！！！！！』

る｢ほんと賑やかだなぁ。｣









まふまふside
そらるさんが寝てる寝室に向かう。
起こしに行くのと
もうひとつの理由で。



ま｢そらるさーん、起きてくださi...って起きてるじゃないですか。｣
そ｢体痛すぎて寝られなかったの。
まぁいいじゃん、それだけのためじゃないし。｣



ま｢……グラスのことですよね。｣
そ｢そ、今度は種からグラスねぇ。で、しっかり当てはまるしね。｣



そらるさんがグラスから赤い宝石を取り出してほんにはめる。
カチッと音が鳴る。


ま｢僕らがここに飛ばされた理由ってなんなんでしょうね。｣
そ｢わからない。けど、いいじゃん？選ばれし勇者って感じで。｣
ま｢呑気なこと言わないでください。｣



穴がまだ5個ある。
まだ誰かがボロボロにならなければならないのか。
最悪現代に帰れなかったら？
特にAは女の子だから尚更危ない目になんて。



だったら少しでも避けるために







ま｢そらるさん。次の相手もしかしたら分かるかもしれません。｣
そ｢相手？｣


ま｢次はリリアンヌという人が相手になります。時系列順に飛ばされるなら多分ここです。｣

そ｢てことは次似てる人は









センラ君かな。｣









そうそらるさんが言った瞬間。
目の前がぐわんと歪み




そのまま倒れてしまった。

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