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悪食21 ページ21

マーロンさんの屋敷に帰ると1人の少女がみえた。
華奢な紫のショートヘアの女の子。


『あの…なにか用ですか?』
?「あ、えっと、、、私の兄のマーロンを訪ねに来ました。ハイナと申します。」


マーロンさんの……妹……。



訪ねに来たマーロンさんはもうここにはいない。


この現実を唐突に突きつけられたら

自分だったら我慢できない。




h「あの…兄から話は聞いてます。ご友人さんですよね…?」
『え、なんでその事…』
h「兄から時折、手紙を貰っていました。先日、戦いに行くからここからいなくなるかもしれないという内容が届いたので…。」




マーロンさんはそこまで準備していたのか…。



坂「あの、ハイナさん…。」




私の前に坂田来た。


坂「ごめんなさい。助けられませんでした。」






深く頭を下げる。
後ろにはマーロンさんを抱えたそらるさん。



h「兄は……兄は…あの悪魔を退治するのに…貢献出来たのでしょうか…。」

表情は見えないが、かすかに震えているのが見える。
改めてマーロンさんの顔を見ると
今にも起きんじゃないかと思うぐらいに
綺麗な顔をしている。



そ「確実にマーロンさんがいなかったら僕らは全滅し、あいつのことも倒せていなかったと思います。」







h「そっか……良かった…。」





『え?』
ハイナさんは泣いていたが
笑顔で安心した様な表情だった。





h「どこか分かってはいたんです。兄があの手紙を私に送るということは、それだけ本気だったんだなって。それに、兄がこの街を救ってくれたヒーローだなんて…。けどやっぱ……寂しいなぁ…。」




『ハイナさん…。』

こういう時なんて言えば…。





坂「あの、マーロンさんって見ず知らずの俺たち助けてくれたし、料理も上手いし、すごい人だったっていうか、今でもすごい人です。それに、ハイナさんが悲しむことを…マーロンさんは望んでないと思います。」







坂田は涙ながらに話した。


ここにきてから


坂田がかっこよく見える。








h「グスッ…そうですよね…!!あ、そしたら皆さんにお願いしたいことが…!!」

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コチュ(プロフ) - 紅楓さん» ありがとうございます;;長くなりますが楽しんでくれると幸いです!! (2020年5月7日 13時) (レス) id: ab8d20a494 (このIDを非表示/違反報告)
コチュ(プロフ) - 桜にゃんこ@crewさん» ありがとうございます;;まだまだ長くなりそうですがこれからもよろしくお願いします! (2020年5月7日 13時) (レス) id: ab8d20a494 (このIDを非表示/違反報告)
紅楓(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってくださいね! (2020年5月4日 20時) (レス) id: 082dab1426 (このIDを非表示/違反報告)
桜にゃんこ@crew(プロフ) - 続編おめでとうございます!応援してます! (2020年5月4日 19時) (レス) id: f7f2e0dcb3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コチュ | 作成日時:2020年5月4日 19時

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