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『可愛いでしょ？ロケットと見つけたの。』
ナタ「可愛いわね、」
『ナターシャ、この子達飼ってもいい？』
部屋を走り回った兎は私の足元に集まった。
ナタ「ええ、ちゃんと世話するならね？」
『やった！ありがとうナターシャ！
これ、林の中の花畑で摘んで来たの。
ナターシャにあげる！』
ナタ「ありがとうA」
黒い兎を抱き上げて柔らかい毛を撫でる。
『いい子ね…』
トニ「ほんとに飼うのか…？」
『もちろん、悪さなんてしないわ、
トニーはいい子だもん』
トニ「でも、……ちょっと待て、トニー？」
『この子の名前。いいでしょ？』
トニ「良くない」
しっかり抱きしめると兎は頬をすりつけてきた。
『ほら、トニーも嬉しいって』
トニ「〜っ！」
ナタ「兎に嫉妬？」
ニヤニヤとトニーにそう言うと彼は白い兎を持ち上げ抱きしめた。
トニ「じ、じゃあこの子はAにする！」
『え？』
トニ「あ〜Aはほんとにキュートだな！
小さいし、いい子だ。」
トニーは兎を褒めちぎり、仕舞いには額にキスをした
『っ〜！』
トニ「なんだ？兎に嫉妬か？」
『こ、こっちのトニーの方が可愛いし、
ふわふわで抱き心地最高なんだから！』
トニ「ふわふわならこっちだって負けてない！」
ロー「どういう状況だ？、」
部屋に入るなり兎を褒めている光景にローディは首を傾げていた。
ナタ「お互い相手の持ってる兎に嫉妬してるの…
2人とも天才のくせに、この言い合いが
一周まわって恥ずかしい事に気付いてないわ。」
ロケ「やらせとけ、俺は疲れたから寝る…」
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ふーあ - みゆさん» コメントありがとうございます！暖かい応援のおかげで更新出来ます！これからも楽しんで貰えれば幸いです。 (2021年11月17日 21時) (
レス) id: 2adfbf82fc (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 応援してます！ (2021年10月5日 14時) (レス) id: 5b72cf47f9 (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - siriusuさん» コメントありがとうございます！ご愛読して頂けてとても嬉しいです！これからしばらくオリジナルが続きますが何卒よろしくお願いします！ (2021年8月3日 8時) (レス) id: 21523b5ffc (このIDを非表示/違反報告)
siriusu(プロフ) - 作品読ませて頂きました！とても面白くて占つくの中でもかなり好きな小説です！更新楽しみにしています！ (2021年7月30日 18時) (レス) id: 13d54f4ebe (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - 安仙任さん» コメントありがとうございます！亀更新＆不定期でグダグダな私ですが見てくれている方のために頑張れます！！ (2021年7月7日 1時) (レス) id: 21523b5ffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふーあ | 作成日時：2020年12月13日 11時
