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宇宙船に乗っていたネビュラが何かを持って私の方に向かって来た。
ネビ「…ん、」
『…え？』
渡されたのは酷く無惨な姿のアイアンマンのヘルメット
トニーが宇宙で付けていたものだ。
中を見ると録画1件と表示されていた
『これって……』
ネビ「彼が、あんたに向けて撮ってた」
『…ありがとう』
私に向けて…一体何を…？
ヘルメットを渡すとすぐに部屋を出ようとするネビュラ
『あ！待って！』
不意に彼女の手に目が止まる。
引き止めてよく見ると回路が軽いショートを起こしていた。
『…大変、治さないと』
ネビ「これくらいなんともない」
『ダメだって、ここ座って？
これくらいならすぐ治せる。』
無理やり彼女を椅子に座らせテーブルに手を出させる。
半田ごてやコードなどの必要な物を机に広げた
ネビ「自分で出来る！」
『片手だったら倍の時間かかるでしょ？
やり方なら知ってるから任せて。』
ネビ「…なんで知ってるの」
『実は私、トニーに負けず劣らずの天才なの
そうは呼ばれてこなかったけどね。
あと、これ。』
私は自分の義手を出して皮膚を破いて見せる
ネビュラは驚いたように目を見開いたが、
スっと目を逸らした
銀色の骨組みと電気コードが露わになる。
ネビ「あんたも？」
『私は全身じゃないけど…片手と片足。
ちょっと前まで心臓も機械だったの。』
ナノ粒子が破れた部分を修復し、綺麗に元通りになった。
ネビ「そう」
よかった、
態度は変わってないが警戒心は薄れた様だ。
『…はい、治った。』
ネビ「……ありがと」
『どういたしまして。』
指を動かし正常に動く確認したネビュラはすぐに、
準備のできた宇宙船に乗り込んだ。
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ふーあ - みゆさん» コメントありがとうございます！暖かい応援のおかげで更新出来ます！これからも楽しんで貰えれば幸いです。 (2021年11月17日 21時) (
レス) id: 2adfbf82fc (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 応援してます！ (2021年10月5日 14時) (レス) id: 5b72cf47f9 (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - siriusuさん» コメントありがとうございます！ご愛読して頂けてとても嬉しいです！これからしばらくオリジナルが続きますが何卒よろしくお願いします！ (2021年8月3日 8時) (レス) id: 21523b5ffc (このIDを非表示/違反報告)
siriusu(プロフ) - 作品読ませて頂きました！とても面白くて占つくの中でもかなり好きな小説です！更新楽しみにしています！ (2021年7月30日 18時) (レス) id: 13d54f4ebe (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - 安仙任さん» コメントありがとうございます！亀更新＆不定期でグダグダな私ですが見てくれている方のために頑張れます！！ (2021年7月7日 1時) (レス) id: 21523b5ffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふーあ | 作成日時：2020年12月13日 11時
