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トニ「………ピーターを失った。」

頭を殴られた様な衝撃が走った。

『…』

言葉が見つからない、

そんな、

どうして、彼が、消えないといけないんだ

純粋無垢で真面目な彼が…

宇宙船から2人しか出てきてないのを見ると、

Dr.やクイルやドラッグスとマンティスも……

ステ「…とりあえず中で話そう。」

建物に戻り、栄養失調のトニーの腕に点滴を打つ

トニ「僕は大丈夫だ、こんなのいらない」

『よくない、いつ倒れてもおかしくないんだよ?』

トニ「チーズバーガーを持ってきてくれ、

その方がいい」

『ダメ。』

トニ「…どうしても?」

『はぁ…わかった、

作ってくるから点滴は付けてて』

トニ「OK。ありがとう。」

そんな子供みたいな顔で言われたら断れない

でも、チーズバーガーなんて重い食べ物

お腹もたれないのかな…

とりあえずキッチンに向かいバーガーバンズを焼いて

冷凍されているハンバーグを解凍し、ソースと共に焼く。

バンズにハンバーグとチーズ、レタス、ピクルスを挟んで完成。

一応2つ作り、ドリンクに野菜スムージーを作った。

トレーに乗せて持っていくとスティーブとトニーが何か言いあっている

ステ「なにか手がかりは?座標でもなんでも…」

トニ「はっ、あると思ってるのか?

……何年か前僕は未来の光景を見た。

悪夢のような…」

未来の…?

あぁ、ワンダの幻覚…

ステ「トニー、集中してくれ」

トニ「君が必要だった。もう過去形だ。

君は去った。今更遅いんだよスティーブ。

悪いな、今は…髭剃りが必要だ。

君らに話したことあったよな?」

トニーは立ち上がり机の上に乗っていたコップなどをひっくり返した。

ロー「おいトニー」

『やめて、トニー、』

バーガーのトレーを机に置いて座らせようと促すが

既に弱ってる彼を強く止めることなんて私には出来なかった。

トニ「たしか、僕はこう言ったはずだ。

世界を守るには、世界中にアーマースーツを配備するしかない。

それで貴重な自由が損なわれたとしても、

絶対に必要だったんだ!」

ステ「そのプランは消えただろ」

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ふーあ - みゆさん» コメントありがとうございます!暖かい応援のおかげで更新出来ます!これからも楽しんで貰えれば幸いです。 (2021年11月17日 21時) (レス) id: 2adfbf82fc (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 応援してます! (2021年10月5日 14時) (レス) id: 5b72cf47f9 (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - siriusuさん» コメントありがとうございます!ご愛読して頂けてとても嬉しいです!これからしばらくオリジナルが続きますが何卒よろしくお願いします! (2021年8月3日 8時) (レス) id: 21523b5ffc (このIDを非表示/違反報告)
siriusu(プロフ) - 作品読ませて頂きました!とても面白くて占つくの中でもかなり好きな小説です!更新楽しみにしています! (2021年7月30日 18時) (レス) id: 13d54f4ebe (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - 安仙任さん» コメントありがとうございます!亀更新&不定期でグダグダな私ですが見てくれている方のために頑張れます!! (2021年7月7日 1時) (レス) id: 21523b5ffc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふーあ | 作成日時:2020年12月13日 11時

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