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ラボを出ると
窓から差し込む陽の光に目を細めた。
ラボの中はブラインドをしていたから気付かなかった。
外はこんなに明るかったんだ…
心做しか空気も軽い。
？「ようやく出てきた。」
『ロキ…』
声をかけられ振り向くと、
ラフな格好(と言ってもスーツだが)をしたロキが立っていた。
ロキ「消えた人間を3日間調べてたらしいな」
『……もしかしてずっと待ってたの？』
ロキ「…別に待ってない、
元気ない兄上の相手をするのに飽きたから
時々様子を見に来てただけだ。」
つまり、待ってたのか…
『ありがとう。
…お兄さん元気ないの？』
テレビで見たことある、雷の神マイティ・ソー
昔見た時ら金髪のロン毛だったのが
今は髪を切っていて目の色も左右変わってた。
ロキ「…いつも五月蝿いからな、
これくらいがちょうどいい。」
ロキはなんとも言えない悲しい顔を一瞬見せるが
すぐに表情を戻した
『…心配だね。』
ロキ「………あぁ」
『…そうだ、お兄さん…
ソーって甘い物好きかな？』
ロキ「…？
さぁな、美味ければなんでも…なぜ？」
『いいこと思い付いたの、手伝って！』
ロキの手を引いてキッチンに向かった。
戸棚の奥からボールと泡立て器、
計量カップを取り出して、台に置く。
ロキ「何してる」
『私が落ち込んでたり、怒ってたりしたら
トニーが甘い物持ってきてくれるの。
ただのご機嫌とりかもしれないけど、
案外これが効くの。』
普通に買いに行くなんて事はもう出来ないから
自分で作るしかない。
材料を机の上に広げてレシピ本を開く
さて、何を作ろう…
今あるのは卵、牛乳、小麦粉、
ココア、チョコ、ベーキングパウダーetc…
うん、決まった。
混ぜて焼くだけの簡単なお菓子！
『カップケーキ作ろう！』
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ふーあ - みゆさん» コメントありがとうございます！暖かい応援のおかげで更新出来ます！これからも楽しんで貰えれば幸いです。 (2021年11月17日 21時) (
レス) id: 2adfbf82fc (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 応援してます！ (2021年10月5日 14時) (レス) id: 5b72cf47f9 (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - siriusuさん» コメントありがとうございます！ご愛読して頂けてとても嬉しいです！これからしばらくオリジナルが続きますが何卒よろしくお願いします！ (2021年8月3日 8時) (レス) id: 21523b5ffc (このIDを非表示/違反報告)
siriusu(プロフ) - 作品読ませて頂きました！とても面白くて占つくの中でもかなり好きな小説です！更新楽しみにしています！ (2021年7月30日 18時) (レス) id: 13d54f4ebe (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - 安仙任さん» コメントありがとうございます！亀更新＆不定期でグダグダな私ですが見てくれている方のために頑張れます！！ (2021年7月7日 1時) (レス) id: 21523b5ffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふーあ | 作成日時：2020年12月13日 11時
