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作戦を聞き、
各々自分のボジションにつく
トニ「A」
彼は真剣な顔で私を見る。
『トニー、…どうかした？』
おそらく緊張してるんだろう。
それをほぐそうとにっこり微笑むと彼は悲しい顔をして口を開いた
トニ「君にこんなこと…本当は…」
『…わかってる。
"ここにいて欲しいと思うが、
同時にこんな危険なとこにいて欲しくない。"
でしょ？』
トニ「え、は？…なんで…」
『わかったか？
私がアベンジャーズに入った時、
あなたが言ってくれた言葉だもん。』
そう言えば彼は一瞬ぽかんとして思い出したのかふふっと笑いだした。
トニ「ふっ…ああ、確かに言ったな…
でもこうも言った、
約束する、必ず君を守る。
何があっても、どんな敵からも僕が守ってみせる。
だから君は、僕の傍にいろ。って、
忘れたとは言わせないぞ。」
『…確かに、言ってた。』
そんなこともあったなぁ…
今思うとあっという間だった。
アベンジャーズに入った事がつい昨日の様で…
懐かしい。
これから敵との死闘が始まるってのに
随分呑気な事だ…
そう思いながら黙っているとまたトニーが口を開く
トニ「…気分は？」
『んー、まぁまぁ。トニーは？』
トニ「まぁまぁだ。」
『ふふっ、そっかぁー』
トニ「怖いか？」
『うーん、少しだけ。トニーは？』
トニ「僕は…怖いさ。すごく。
君を…失いそうで、
戦いっていうのは全部上手く行く訳じゃない。
どれだけ、考え抜かれた作戦でも…だ。」
『…知ってる、私も、同じ気持ちだよ。
でもね、不思議と大丈夫なんだ。
むしろ自信さえある。
トニーが居るから、私は安心して戦える。
きっと上手くいくよ。でしょ？』
トニ「…あぁ、そうだな。」
_________ドクンッ！
微笑み合い、お互いの意志を確かめたその時
心臓が激しく波打ち、
背筋に言い表せないほどの悪寒が走った
来る。
…来てしまう。
そう直感した。
身の毛のよだつほどの大きな強大な気配を感じる
その正体は嫌でも分かる……
『______…サノスが来る……！！』
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ふーあ - みゆさん» コメントありがとうございます！暖かい応援のおかげで更新出来ます！これからも楽しんで貰えれば幸いです。 (2021年11月17日 21時) (
レス) id: 2adfbf82fc (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 応援してます！ (2021年10月5日 14時) (レス) id: 5b72cf47f9 (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - siriusuさん» コメントありがとうございます！ご愛読して頂けてとても嬉しいです！これからしばらくオリジナルが続きますが何卒よろしくお願いします！ (2021年8月3日 8時) (レス) id: 21523b5ffc (このIDを非表示/違反報告)
siriusu(プロフ) - 作品読ませて頂きました！とても面白くて占つくの中でもかなり好きな小説です！更新楽しみにしています！ (2021年7月30日 18時) (レス) id: 13d54f4ebe (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - 安仙任さん» コメントありがとうございます！亀更新＆不定期でグダグダな私ですが見てくれている方のために頑張れます！！ (2021年7月7日 1時) (レス) id: 21523b5ffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふーあ | 作成日時：2020年12月13日 11時
